新型コロナウイルスによる小中高等学校の休校は徐々に緩和されてきたとはいえ、その影響はこれからの「学びの形」を変えてしまうほどに大きなものでした。具体的には家庭での学習の重要性が再認識され、お子さんに合った学習法を見つけていくことがより求められてきています。

そんな世の中の流れに対して、発達が気になるお子さんの現状はまだまだギャップが大きいようです。先日発達ナビユーザーにご協力いただいた「発達障害のお子さんの家庭学習についてのアンケート」では、81％の方が家庭学習についての重要性が高まっていると考えています。ただその一方で、これからの家庭学習に不安があると感じている方が77％もいることが分かりました。※1

今まさに困っている皆さまの不安を解消するために、ご自宅にいながら本格的な学びを受ける機会を届けることができたなら。

そこで発達ナビでは、発達が気になるお子さんの家庭学習を応援する、「LITALICOオンラインまなび教室」を開講しました。この教室では、オンラインを活用して企業の持つ学びの体験を必要としている親子に繋げ、さまざまな授業を受けることができます。外に出なくても、教室に通わなくても、ご自宅で楽しく学ぶことができるようになりました。

大好評となったこの「LITALICOオンラインまなび教室」は、発達が気になるお子さんにどのように受け入れられたのでしょうか？そこからは、オンライン学習を発達が気になる子の学びにどのように取り入れられるのかという、これからの学びの形のヒントが見えてきました。

長時間の集中ができない、親がつきっきりで見なければいけない、誰かに教わらないとなかなか理解が難しい。発達が気になるお子さんが家庭学習で抱えられている悩みはさまざまかと思います。

その力になりたいと開講した「LITALICOオンラインまなび教室」には多くの企業にご賛同いただき、頭を使うプログラミングから体を動かすバレエまで、さまざまな学びの体験を提供することができました。

発達が気になるお子さんのオンラインでの学びについては、当初未知数の部分もありもちろん不安もありました。ですが蓋を開けてみれば、たくさんのお子さんに楽しんでいただくことができ、オンラインでの学びに大きな可能性を感じることができました。

以下は一部ですが、実施後のアンケートからおうちの方の声をお届けいたします。

全ての授業からこのようなポジティブな反響を多くいただくことができ、もちろん特性・個性で差はあれど、発達が気になるお子さんのオンラインを活用した自宅学習には大きな可能性を感じることができました。

それと同時に、発達が気になるお子さんに対してのオンライン学習について、いくつかの留意点も見えてきています。

【オンライン学習で考える必要があること】
①双方向のコミュニケーションが無いと参加ができないことも。
②一律のカリキュラムだと特性と合わないことも多い。
③大人数での授業にはついていくことが難しい場合もある。

これらの留意点についてしっかりと設計された学習教材・サービスを選ぶことが、発達が気になるお子さんにとってのオンラインでの学びを最大化するための大切なポイントです。

この「LITALICOオンラインまなび教室」でも大人気だった授業で、上記の留意点についても網羅した設計のあるひとつの例として、LITALICOワンダーオンラインがあります。その授業に隠された、発達が気になるお子さんの力となるオンライン学習のポイントについて、最後に見ていきましょう。

LITALICOワンダーは、テクノロジーを活かしたものづくりを通して、子どもの個性に合わせ、創造力を育む学びの場です。プログラミングやロボット製作などを学びながら、プログラミングという枠に収まらない 「考える、つくる、伝える」というこれからの時代に求められる大切な力を育みます。未就学児から高校生まで、幅広い年代の子どもたちが、ものづくりに熱中しながら創造性を育むことが可能です。

3,000人以上（発達が気になる子も多く受講中）のお子さんが通うLITALICOワンダーの授業が、ついにオンラインで受講できるようになりました。小学生～高校生まで、お子さんの興味に応じた少人数のオーダーメイド授業を提供しています。

LITALICOワンダーでは、既に1,500回以上のオンライン授業を実施しています。オンライン授業では、TV会議ツールを用いて、お互いの顔や声、プログラミングの画面を共有します。一斉授業は行わず、お子さんとのコミュニケーションを第一に授業を進めるため、困ったときはすぐにサポート可能です。

このLITALICOワンダーオンラインには、発達が気になるお子さんにも寄り添うための、3つの特徴があります。

＜ LITALICOワンダー オンラインのポイント ＞
①一方的に教えるのではなく、自ら考え・つくり・伝える、創造力を育む教育
テクノロジーを活用したものづくりを行う中で、プログラミングなどの技術以上に、子どもたちが自分で考え、何かを形にした経験から得られる力を大切にしています。一方的な授業ではなく、双方向のコミュニケーションを通して、創造力を育んでいきます。

②個性・興味に合わせた、オーダーメイド型カリキュラム
一人ひとりと向き合い、それぞれの興味関心を引き出しながら個別に授業設計を行います。好きなことや苦手なことなど事前のヒアリングも徹底して行い、お子さんに合わせて学びを最大化できる授業をつくっていきます。

③少人数制授業による、一人ひとりに目が行き届いた授業
誰一人として置いてけぼりにしない、少人数制の授業にこだわりを持っています。ですから、うちの子だけ授業についていけない、なんてことも無く、無理なくプログラミングを学んでいくことができます。

ご自宅での学びをもっと楽しくするために、LITALICOワンダーオンラインをたくさんのお子さんに体験してもらえるように、なんと無料で体験授業を受けることができます。プログラミングが初めてのお子さんでも、もっと本格的なプログラミングに挑戦したいお子さんでも、満足することができる本気の授業が無料です。この体験授業を受けるだけでも、多くの学びや発見があるはず。

【体験された方の声】
・自宅では子どもの集中力が心配でしたが、教室と変わらず、もしかしたらそれ以上に90分集中できていた。
・最初は本人も戸惑いがあったが、間もなく慣れて、驚くほどにイキイキとしていた。
・ PC使用に関する周辺知識を臨機応変に教えていただけたので、子どもも大変楽しく勉強できたようでした。
・テレビ電話でもタイムラグや音声の聞きにくさなど感じなかった。
・事前に使い方をメールでいただくと共に、講座開始前にスタッフの方がツールの使い方の説明を分かりやすく説明してくださったので、助かりました。

この機会に、LITALICOワンダーの本気のプログラミング授業をご自宅で受けてみてください。きっとお子さんにとって、夢中になって学ぶ体験となるはずです。詳しくは下記のボタンからご確認ください。

※1 「発達障害のお子さまの、ご家庭での学習状況に関するアンケート調査」2020年5月1〜5月15日、n:1673