発達障害のある子の習いごとや教育費…「いつ、何に、いくらお金を使ってもいい?」他の家庭はどうしてる?事例も交えてご紹介【勉強会開催中】

ライター:LITALICOライフ
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「療育や習いごとをもっと充実させたいけど、どれくらいお金をかけていいの?」「交通費やおやつ代など、いろいろなことに地味にお金がかかる…」「今後の受験など、教育費はどれくらい見ておくといい?」

発達障害のある子の成長にあたって、お金は現実的に気になることの一つです。この記事では、発達障害のある子のいるご家庭が気にしていることや、どのように整理していったのか、事例をまじえてご紹介します。

実際に相談もできる無料勉強会もありますので、ぜひ参加してみてください。

療育費や教材費、将来どうなる?発達障害の子どもがいる家庭が【気にしているお金】

お金の気になることは、家庭によってさまざまです。
日々の出来事から将来の心配まで、声をご紹介します。

服だけでなく教材にもこだわりがあります。合うものを探しているとどんどん出費がかさみます」

「予定外の出費がたびたびあります。学習障害かも?と思いある検査をしたときは、保険適用外で3万円もしました」

「集団の習いごとや塾に通っていても、やんわりと個別のほうが良いのでは、と言われて、高くなっていきます」

「将来、うちの子がお金を稼げるようになるのか気になります」

「家計のためにも小3になったら仕事復帰の予定でしたが、さまざまな送り迎えがあり、諦めました」

無理だと思っていた貯金が実現!「発達障害とお金」の専門家に相談してみた

日々忙しいなかで、お金や先々のことを考えるのはなかなか簡単ではありません。
そういったときは、専門家に相談することも一つです。

LITALICOライフには、発達障害とお金の両方の知識をもった専門家がいます。
一緒に会話しながら、ご家庭の望むことや、子どものこれからについて、整理することができます。

生活に実際変化がおきた、相談例を紹介します。

子どもとの節約ゲームで、教育費が貯金できるようになった!

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【ご家庭のお悩み】
お店でお菓子やオモチャを欲しがられると、根負けして買ってしまいます。子どもはわがままになっていく気がするし、貯金もできません。」

【整理したこと】
相談では、家族がそれぞれどのような生活をしたいかを話しながら、人生に関わるお金を全体的に整理しました。すると、日々の出費を少し抑えることで、高校の教育費に余裕ができることがわかりました。

【起きた変化】
どうすればお菓子などを買わなくてよくなるか、一緒に考えました。子どもと良い関係をつくっていくことも考え、「節約ゲーム」を始めました。結果、これまでとても無理だと思っていた貯金ができるようになりました。

(担当コンサルタント:山田遼平)

お金だけじゃなく、親としての想いも整理できた!

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【ご家庭のお悩み】
「子どもが新しい習いごとを始めたいと言っています。でも、療育も含めれば既に2つしています。将来のことを思うと、いろいろな経験をさせてあげたいとも思いますが、きっと疲れてしまうし、お金もかかるので悩んでいます」

【整理したこと】
相談では、何のために習いごとをさせてあげたいか、といった親の想いから、さまざまな話をしました。それをふまえて、人生でどのようなことにお金を使う可能性があるか、一緒に整理しました。

【起きた変化】
先々に備えたい気持ちもありつつ、でもやっぱり今できることはしてあげたい、という親の想いが再認識できました。人生の全体を整理することで「習いごとに今使っていい金額」もわかり、前向きな決断ができました。

(担当コンサルタント:加藤晋太郎)

発達障害のある子とその家族。ライフプランニングではどんなことを整理してる?

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人生を広く見通して設計することを「ライフプランニング」と言います。
発達障害の子どものいるご家庭は、ライフプランニングの際に、どんなことを整理しているのでしょうか。

一例をご紹介します。

どんな福祉サービス・社会資源を使うか
住んでいる地域、家庭の年収、障害の度合いなどによって、利用できる福祉サービスや制度は変わってきます。
実際に利用するかどうかも含め、それぞれのご家庭の決断があります。

《例》
・学校や園の「無償化」は使える?
・特別児童扶養手当はもらえる?
・障害基礎年金はもらえる?

どんな進路を選ぶか
住んでいる地域や子どもの特性・志向や、親の方針によって進路が変わってきます。

《例》
・療育や習いごとにどれくらいお金を使える?
・私立受験をするとしないとでは、塾代なども含めてどれくらい変わる?

どんな将来に備えるか
ご家庭によって、気になることはさまざまです。
目の前が気になるご家庭もあれば、将来が気になるご家庭もあります。

《例》
・不登校や、予定外の進路になった場合
・子どもが働けるかどうかわからない場合
・親なきあとのお金の管理や住まい


現実的なお金とあわせて、何を大切にしたいのか整理をしていきます。

そうすることで、「ずっと迷っていたけど、やっぱり挑戦しよう」「このままでいいのかな、と悩んでいたこれをキッパリやめよう」と、今の決断の助けになることもあります。
次ページ「その家族にあった「ライフプランニング」のはじめ方がわかる!」

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