発達が気になるお子さんの中には、みんなと同じ教室で、みんなと同じ授業を受けることが苦手な子もいます。そんな彼らを見て、将来自立して生きていけるだろうかと、わが子を想うからこそ不安に感じてしまう保護者もいるようです。

でもよく考えたら、学びの形は義務教育で定められた一つのものだけではありません。本当に大切なのは一人ひとりの個性を伸ばせる、お子さんに合った学びの形を見つけてあげることではないでしょうか。

その意味でSTEAM教育は、発達が気になるお子さんが「自分らしく生きる」ための、大きな力になってくれる可能性を秘めています。

STEAMとは、Science(科学)、Technology（技術）、Engineering（工学）、Art（芸術）、Mathematics（数学）の5つの領域を重視する教育方針です。文部科学省も「思考の基盤となるSTEAM教育をすべての生徒に学ばせる必要がある」と提言しています。

「知る」と「つくる」を横断的に行き来する学びの形で、自ら課題や興味を見つけだし、意欲をもって取り組み、問題を解決に導きながら、新たなイノベーションを生み出していくための教育として注目を集めています。

発達が気になる大人の中でも、例えばプログラミング領域を学んで社会で活躍していたり、芸術分野で才能を発揮している方が多くいることもあり、STEAM教育がその個性を発揮する素地をつくることが期待されています。

そのSTEAM教育をご家庭で実践できる通信教材が、「ワンダーボックス」です。毎月届くワークブックやパズルなどと専用アプリを組み合わせた「感じて、考えて、作り出す」体験を通して、自分らしく生きるための土台となる思考力と感性を育んでいきます。

4-10歳向けに常時10以上の無駄のないシンプルな教材で構成され、プログラミング、アート、テクノロジーなど、多様なテーマから自由に学ぶことができる教材です。お子さんの意欲を上手く引き出しながら最終的には正解のない自由な創作に行き着くように設計されています。

今回の記事ではワンダーボックスについて、お子さんの力を伸ばす理由を、3つご紹介します。

発達が気になるお子さんの学びの課題として、どうしても難易度や進度が合わずにつまずきやすいことがあります。そのため、学びに入りやすい難易度設計があり、無理なく継続することができる教材が必要となってきます。

ワンダーボックスの教材のベースは無学年方式となっていて、学年で区切らずに自分のペースで学ぶことができます。さらに知的なわくわくを引き出すため、領域によっては学年別に難易度ステップを刻み、お子さんへの発信の仕方までを丁寧に作り込んでいます。

また、紙教材だけではなくアプリが学びのベースとなるため、ハードルの低い学びの入り口から、お子さんのレベルに応じて段階的に自動で難易度も調整されていきます。そのため達成感を得やすいので、学びへの自信が育まれやすいということも特長です。

例えば、芸術分野で想像力や表現力を育む教材「ずっこけびじゅつかん」では、絵を描くことに自信がないお子さん向けには、マネをしているうちに絵が描けるようになる、「じょうたつのへや」が用意されています。

まずは模倣から始めるというハードルの低い入り口から、苦手意識を持たずに学びをスタートさせることができます。

また、技術を身につけるだけでなく、プログラミングを使った感性を育む「コードアドベンチャー」では、難易度順のクエスト形式の問題にチャレンジして、「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」といった技術を身につけていきます。

ステップが細かく刻まれているので、つまずいても自分のペースで試行錯誤しながら解き進めていくことができます。

紙のキットとアプリの組み合わせで楽しむトイ教材でも、スモールステップで自分のペースで進められ、達成感を感じやすい設計になっています。例えば「モールアドベンチャー」は、モールを使ってできるさまざまな種類・難易度の問題を、キットとアプリの両方でお届けします。

問題の難易度を細かく設定することで試行錯誤を促し、正解のある問題・正解のない創作、その両方に取り組むことができる構成になっています。

発達が気になるお子さんにとって、学びを始めやすく、続けやすい工夫が至るところに散りばめられている教材なんです。

お子さんは今、趣味ではなくて将来につながる自分の「好き」を見つけられていますか？発達が気になるお子さんは、こだわりが強いため興味の幅が広がりにくい場合も多く、学びを広げて自分だけの好きや得意を見つけることが難しいという側面もあります。

だからこそ、新しい何かを学ぶときに大切なことが、「今この瞬間、知的にわくわくしているか」ということ。わくわくして、内面から湧き上がる知的躍動があれば、お子さんは自ら試行錯誤して、伸びていくはずです。

ワンダーボックスの教材は、毎月届くキットと専用アプリを組み合わせることで、常に新鮮なわくわくや驚きが続くように設計されています。デジタルとリアルの両方の良さを活かし、組み合わせることで、相乗効果が生まれます。例えば、アプリで出題されたお題を、現実世界で探したり、自慢の作品を、アプリでシェアしたりすることで、体験を広げていくことができるんです。

学びのテーマは、サイエンス、プログラミング、アート、エンジニアリングなど多種多様で、きっとお子さんの好きが見つかります。またアプリに用意されている「チャンネル」は、常に10チャンネルほど用意されており、月ごとに入れ替わったり、問題が更新されたり、期間限定で開催されるイベントチャンネルもあります。

もしお子さんが各テーマを深く学ぼうと思ったときには、大人にとっても歯ごたえのあるハイレベルな学びまで設計されているので、どんどん自分の好きを深めていくことができます。

例えば、プログラミング領域では、その月の最後に提示される「チャレンジ問題」は決まった答えがありません。与えられたブロックを使って状況を読み解きながら最高得点をめざしたり、プログラミングを使って美しい幾何学模様をつくったり、自分だけの学びを追求することができます。

その好きの芽を育む教材全体をデザインしているのは、見た目に派手な装飾や余分な付録などではなく、シンプルでかさばらない素材と「設定や問題自体の面白さ」です。物で興味を惹いたりする一過性のものではなく、本質的な学びの楽しさがお子さんを惹きつけます。

箱が届いたときからすでにわくわくする学びの仕掛けは始まっていて、お子さんもきっとその世界観にのめり込んでいくはず。

「趣味としての好き」を超えた、「将来に活きる好き」がきっと見つかるはずです。

ワンダーボックスの背景にあるのは、開発チームによる子どもたちの成長への強い想いです。全てのコンテンツは、教育コンテンツ制作のプロチーム「ワンダーファイ」によって制作されています。

開発する思考力育成アプリ「シンクシンク」は、150ヶ国に延べ170万ユーザー、世界最大級のアプリアワード「Google Play Awards」でも、日本の教育教材としては唯一の複数受賞を果たすなど、国内外で入賞多数。さらにその効果も、IQ・学力を伸ばすことが、実証実験によって確認されています。

さらに、お子さんが本当に知的にわくわくし、没頭する教材をつくるために、6年間にわたって研究授業を継続。毎週必ず新しいオリジナル教材を試し、今も新教材の開発や、改善を続けています。

その教材は全て、誰と比べるでもない自分だけの成長に集中できるよう、想いを込めてつくられています。教室の中で隣を気にする必要もなく、先生にどう思われるかを考えずに、自分の世界で正解のない自由な創作を楽しんでいきます。

正解がない教材だからこそ、間違えてしまうことを恐れずに自分の考えを深めていく挑戦を思う存分することができるんです。

例えば紙のキットでも、「ワークブック」は問題を解く楽しみを存分に味わった上で、自分でオリジナルの問題をつくるところまで楽しめます。またトイ教材では実際に手を動かして試行錯誤することができ、「ペーパーコンテンツ」では自由な発想や余白のあるルールで発想を引き出します。
そしてもちろん、キットとアプリが組み合わさることで、自分だけの学びはさらなる広がりを見せていきます。

ワンダーボックスは、STEAM教育を土台としたこれらの緻密な設計で、発達が気になるお子さんにこそ取り組んでほしい教材です。