遊びが育む「新五感」が学習や社会性の基盤に?遊具から環境づくりまで、子どもの遊びを手がけるアネビーの想いに迫る

ライター:発達ナビ編集部
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株式会社アネビー
遊びが育む「新五感」が学習や社会性の基盤に?遊具から環境づくりまで、子どもの遊びを手がけるアネビーの想いに迫るのタイトル画像

何気なく遊んでいる公園や園庭での遊具。その背景にはどのようなつくり手の想いと成長への意味が込められているのでしょうか?そこで見えてきたのは、「新五感」というキーワードでした。

「まだ帰りたくない!」今日も公園でぐずってしまうお子さん。でもきっと、遊具で遊ぶ時間は、お子さんの「新五感」を育むはずだから。

発達障害のお子さんが、公園に遊びに行ったときに「まだ帰りたくない!」と毎日のように癇癪を起こしてしまい、困ってしまうという声をおうちの方から聞くことがあります。また園にお迎えに行ったときにも、園庭の遊具からなかなか離れてくれないなんてことも。

無理やり連れて帰ることも罪悪感があり、結果として公園に行くことや園にお迎えに行くこと自体が億劫になってしまう方もいるようです。

そもそも、「遊具で遊ぶ」という行為には、「楽しい」や「体を動かせる」以上にどのような意味があるのでしょうか?
ぐずる子ども
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実はそこには、将来の学習や社会性の基盤になる大切な5つの感覚「新五感」を育むことができる体験があるそうなんです。

今回の記事では、「新五感」を育むための遊具づくりで、公園や園庭から子どもたちの成長を応援してきた株式会社アネビーに、遊具遊びが成長にとってどのような意味があるのかを教えていただきました。
ロゴ
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子どもたちが「初めて」を経験し、できるまで何度も「挑戦」し、その「経験」をもとに「新しい」ことを生み出していく場所。そんな『子どもたちの遊び場』をつくり続けてきたアネビー。発達支援遊具にも力を入れ、遊びと楽しさを真剣に考えてきました。

アネビーが大切に考えている「新五感」とは、一体どのような力なのでしょうか?
子ども
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「新五感」とは、お子さんの将来の学習や社会性の基盤となる力

人間には、よく知られた「五感」の他にも15種類以上の感覚があることをご存知でしたか?その中でも将来の学習や社会性の基盤になる、大切な5つの感覚をアネビーでは「新五感」と呼んでいます。
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アネビーが考える、「脳の中での感覚統合」は、以下の概念図で表されます。各段がバランスよく発達することで上の段に進んでいき、非認知能力につながるまでが「階段」で表現されています。

定型発達のお子さんは、遊びや生活の中での「体験」や「からだの動き」から新五感をバランスよく発達させることができます。そして上の段へと進んでいき、将来の学習や運動・社会性につながる能力を獲得していくのです。
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一方で、発達が気になるお子さんは感覚に偏りがあることが多いと言われています。例えば、「乱暴」と思われてしまう子が、友達とじゃれ合う時に必要以上に強い力を出してしまうのは、実は「固有覚」の感じ方に偏りがあり、「筋力」での「運動コントロール」ができていないのかもしれません。

そうであるならば、そのお子さんへの指導は「お友だちに乱暴するのはダメ」と注意するのではなく、「固有覚」に直接働きかける活動を重点的に行う援助をすることが重要となる可能性があります。

そしてその「新五感」は、からだを動かす遊びから始まります。

感覚刺激は脳の栄養とも言われていて、からだを主体的に動かすことで感覚刺激が得られます。だからこそ大切なのが、あらゆる経験や刺激が体験できる要素を豊富に取り入れた「遊び環境」を整えること。

そして日常生活にはない、またぐ、くぐる、よじ登るなどのいろいろな動きを体験させることで、特に発達に重要な役割をもつ「前庭覚」と「固有覚」を育てたり、補完できる「きっかけ」をつくったりすることが大切となってきます。
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また、お子さんの気になる行動の原因は、感覚が「びん感」か「どん感」の大きく2つに分類して考えることもできるそうです。それを理解して、その子にあった環境を用意することで、気になる行動を軽減したり、あるいはその子自身が「感覚の異常」を回避する方法を身につけることに繋がります。
特性
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特性
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お子さんの特性を理解し、適した遊具や遊びを提案することが、「新五感」を育むことにつながっていくのです。

「新五感」を育む遊び場をつくってきたアネビーの想いと事例

アネビーはこれまで、「園の文化を育み伝え、物語生まれる遊び場」をつくりたいという想いで、多くの園庭や遊び場、保育室をつくってきました。その背景にあるのは、どの園や地域にも個性や環境や個々の事情があること、そして同時にどの園も子どもたちを育み、慈しむために真剣な想いがあるということを知っているからです。

アネビーは、その遊び場である園庭や保育室が、それぞれの一番のカタチになるように、そして子どもたちの喜びが咲き誇るように、ご提案から施工までつくりあげていきます。
公園
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園庭という枠の中だけではなく、お台場ヴィーナスフォートの「アネビートリムパークお台場」では、「みんなちがって、それぞれがいい!子ども×親のココロとカラダが満たされるあそびと学びと憩いの場」をコンセプトに、遊びの場をつくっています。

ひとりひとりが持っている、世界でただひとつの“個性”。比べることなく“個性”に気づき、見守り、信じて認める。未来を担う子どもたちの為に、新しいあそびのスタイルを提案しています。
トリムパーク
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また「アネビートリムパークラボみずほ」は、さらにインクルーシブな遊び場としてリニューアル予定です。

アネビーがつくる「環境」の事例

1.子どもの力を信じ、その育ちを真剣に考える。ここだけに在る「子ども達の園庭」(川和保育園)
園の門をくぐると目の前に広がるのは自らやりたいと思うことがのびのびと、思い切り、そしてたっぷりとできる「子ども達の園庭」。「育つ力」を信じて見守る先生たちの姿と、移りゆく自然の豊かさに包まれた、かかわる人すべてが育ち合う園庭です。
園庭
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2.挑戦し続けられる環境で子ども達の可能性を引き出す(美園おひさま保育園)
バランスボードを常にサーキット型に置き、高さを自在に変えたり斜めの道をつくったり、肋木と組み合わせたりすることで、日によって違うコースをつくります。毎日飽きることなく友達と切磋琢磨しながら、どんどん挑戦できる環境のある屋内の遊び場です。
園庭
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3. デザイン性の高い、児童発達支援事業所/放課後等デイサービスのT-SYSTEM(ちびっこルームあはは)
「なによりデザイン性が良いです」と評価を得ている、吊元が稼働するT-SYSTEM(Tシステム)を導入。かなり自由にレイアウト替えができる環境が設計されています。
園庭
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またアネビーは創業以来、スウェーデンにあるHAGS社やドイツのHABA社、オランダのBERG社の遊具も取り入れ、安全性/機能性/デザイン・創造性/品質/環境適応性という5つの基本と、模倣性/偶然性/競争性/リスク性/秘密性・特異性/回遊性/反復性/めまい・陶酔性という7つの要素を軸に、遊び環境をつくっています。

【開催終了】アネビーが「オンラインまなびフェスタ」に登壇!ぜひ遊び環境づくりに込められた想いに触れてください

そんなアネビーの皆さんが、2021年3月7日に開催される「オンラインまなびフェスタ2021」にご参加いただけることになりました!
まなびフェスタ
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当日は、アネビーの皆さんが、園庭や遊具に込められた想いや秘密をお話ししてくださいます。
きっとお子さんの成長へのヒントとなる気づきを得られるはず。当日をぜひお楽しみに!
(本イベントは終了しました。)

ぜひアネビーの遊具に触れることで、お子さんの「新五感」を育んでいただければと思います。

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