小2発達障害むっくんの「聴覚過敏でぐったり」を防止せよ!音を減らすアイテムと環境づくり、わが家で実践している6つの工夫

ライター:ウチノコ

こんにちは、ADHDと自閉スペクトラム症の診断がある小学2年生、むっくんの母ウチノコです。むっくんには聴覚過敏があり、落ち着いて暮らすには少し工夫が必要です。今回はこれまでどのように聴覚過敏と付き合ってきたのかをまとめてみました。

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監修: 初川久美子
臨床心理士・公認心理師
東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち
臨床心理士・公認心理師。早稲田大学大学院人間科学研究科修了。在学中よりスクールカウンセリングを学び、臨床心理士資格取得後よりスクールカウンセラーとして勤務。児童精神科医の三木崇弘とともに「発達研修ユニットみつばち」を結成し、教員向け・保護者向け・専門家向け研修・講演講師も行っている。都内公立教育相談室にて教育相談員兼務。

聴覚過敏の指摘

聴覚過敏とは感覚過敏の一つで耳に入ってくる環境音に対して、不快感や苦痛をともなう状態を指します。むっくんが聴覚過敏を指摘されたのは診断を受けた3歳半のころでした。それまで音によく反応する耳のいい子だなとは思っていましたが、耳をおさえたり音を嫌だと訴えたりすることはなく音でつらい思いをしているなんて考えたことはありませんでした。だけど、音と癇癪を記録してみると音に晒されると過度に疲労してしまうようで、いつも以上に癇癪を起こしがちになっていたことが分かりました。
たくさん子どもが集まる場所では癇癪を起こしやすくなるむっくん
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むっくんの苦手な音

むっくんは大きな音や特定の音が苦手というよりは、人の会話に長時間晒されることをつらく感じるようです。自分に関係のない周囲の人の会話を次々と聞き取り脳内で理解し反応するため、それが長時間になると疲れ果ててしまうのです。また、怒りを含んだ声なども全て自分に向けらているように受け取りがちで、関係ない時も必要以上に恐怖を感じてしまいます。また、むっくんの音に対する反応は不安感の強さや体調によって変化するようで、不安や緊張を感じていたり疲れや眠気があったりするといつも以上に音に過敏になりストレスを感じるようです。
今は意思表示ができるように
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音を減らす工夫

イヤーマフ 

4歳のころに21db程度の遮音性のあるイヤーマフを購入しましたが好んで使うことはなく「イヤーマフで音が聞こえにくくなることも不安だ」と訴えていました。生まれ持って音を聞き取りやすい特性があるため、暮らしの中で聴覚情報に頼る場面が多いからではないかと感じています。ただ、弟が泣くと自分からつけることもあり一定の効果はあるのだと思います。
うるさいのも苦手だけど、聞こえにくいのもまた不安につながり…
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耳栓

イヤーマフで音が小さくなることが不安だけど、音をつらく感じるときは遮音性の低い耳栓を好んでつけています。私が付けてもさほど変化を感じませんが、本人は「ないのとあるのは違う、あると安心できる」と話します。外出時は耳栓を好むことが多いのでカバンに常備していますが、イヤーマフよりも持ち歩きやすいので助かっています。

ノイズキャンセリングヘッドホン

6歳のときに買いましたがイヤーマフと同様にあまりつけることはありませんでした。ところが、8歳になった今はヘッドホンをつけて好きな曲をかけながら自宅学習しています。普段なら気になってしまう周囲の雑音が聞こえないので学習に集中しやすいと話しています。高額なため購入時に家電量販店の店員さんに相談しましたが、その方が聴覚過敏をご存じでその上で商品説明をしてくださって。それがとても嬉しかったことを覚えています。
ノイズキャンセリングヘッドホンに感動
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