3歳で言葉が遅いのは脳のせい⁉ CT検査後の医師の言葉にショックを受けて
ライター:keiko
これは、しのくんが3歳7ヶ月のころ。
「後ろ向きで歩いて椅子に座り損ね、ロッカーの角で頭をぶつけ、たんこぶができてしまいました」と保育園の先生から連絡を受け、心配になって念のためにCTを撮ったときのお話です。
監修: 藤井明子
小児科専門医
小児神経専門医
てんかん専門医
どんぐり発達クリニック院長
東京女子医科大学大学院修了。東京女子医科大学病院、長崎県立子ども医療福祉センターで研鑽を積み、2019年よりさくらキッズくりにっく院長に就任。2024年より、どんぐり発達クリニック院長、育心会児童発達部門統括医師に就任。お子様の個性を大切にしながら、親御さんの子育ての悩みにも寄り添う診療を行っている。 3人の子どもを育児中である。
小児神経専門医
てんかん専門医
どんぐり発達クリニック院長
転んで頭をぶつけてしまった息子は病院でCTを撮ることに…
しのくんが3歳7ヶ月のころ。
「後ろ向きに歩いて椅子に座り損ね、ロッカーの角で頭をぶつけ、たんこぶができてしまいました」と保育園の先生から連絡を受け、心配になって念のためにCTを撮りました。
CTを撮ったあと、診察で…
「後ろ向きに歩いて椅子に座り損ね、ロッカーの角で頭をぶつけ、たんこぶができてしまいました」と保育園の先生から連絡を受け、心配になって念のためにCTを撮りました。
CTを撮ったあと、診察で…
先生に「もしかして…言葉の発達がゆっくり?」と聞かれ、私は「そうなんです」と答えました。
先生から衝撃的な一言が…
「言語を司る脳の部分が小さい気がする」と衝撃的なことを言われ、私は耳を疑いました。しばしフリーズ…。
「…え?そうなんですか?」とかろうじて返事をかえすと、「うーん…そう見えるんやけど…、分からんなぁ…、どっか病院かかってんの?」と聞かれたので、療育センターや言葉の教室に通っていることを伝えました。
「じゃあ、どっかでMRIとか撮ってるよね!」と言われ、慌てふためいた私は、「撮ってないと思います!」と全力で否定しました。すると、先生が「じゃあ、この写真焼いてあげるから、先生に見せるといいよ」とCDーRに焼いてくれました。
そして、最後に先生に、恐る恐る聞いてみました…。
「…え?そうなんですか?」とかろうじて返事をかえすと、「うーん…そう見えるんやけど…、分からんなぁ…、どっか病院かかってんの?」と聞かれたので、療育センターや言葉の教室に通っていることを伝えました。
「じゃあ、どっかでMRIとか撮ってるよね!」と言われ、慌てふためいた私は、「撮ってないと思います!」と全力で否定しました。すると、先生が「じゃあ、この写真焼いてあげるから、先生に見せるといいよ」とCDーRに焼いてくれました。
そして、最後に先生に、恐る恐る聞いてみました…。
「先生、脳が小さいとして…これから言語を頑張ったら脳が大きくなるんですか?」と私が聞くと「そういうことではない」と先生にきっぱり言われ、どういうこと!? と私は思い、絶望感が襲いかかってきました。
幸いCTでみても別段脳に異常はなく、大丈夫でした。しかし、脳が小さいと言われた先生の言葉を、私はしばらく引きずることになりました…。
幸いCTでみても別段脳に異常はなく、大丈夫でした。しかし、脳が小さいと言われた先生の言葉を、私はしばらく引きずることになりました…。
その後、言葉の教室の先生に相談してみると…
言葉の教室の先生には「言葉の発達がゆっくりなだけで脳を検査するというのは、私は聞いたことがない」と言われました。
そして、「もし、本当に脳が小さい場合は、定期的に脳の検査をすることになるんじゃないかな?」とも言われました。私は、「なるほどな」と納得しましたが、念のため後日、療育センターの先生にもCT画像を見てもらうことにしました。
そして、「もし、本当に脳が小さい場合は、定期的に脳の検査をすることになるんじゃないかな?」とも言われました。私は、「なるほどな」と納得しましたが、念のため後日、療育センターの先生にもCT画像を見てもらうことにしました。