高校生向けオンライン通信制サポート校に潜入!メンター制で高卒資格取得をサポート、不登校経験者も多数利用の理由は?【創始者インタビュー】

ライター:発達ナビ編集部
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SOZOW 株式会社
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昨今その数を増やしつつある、オンラインの通信制サポート校。実際はどのようなスクールなのでしょうか?通信制サポート校の中の人たちに話を聞いてみました。

オンライン通信制サポート校での生活って、実際どのようなものですか?

今増えつつある、オンラインの通信制サポート校。
通信制サポート校とは、通信制高校に通う生徒に対する総合的な支援をするための学校です。通信制高校を3年間で卒業し高卒資格を取得することを目指して、日々の学習はもちろんのこと、進路相談や、キャリア教育など多岐にわたるカリキュラムや支援によって、お子さんの可能性を引き出してくれます。

「オンラインだから全国どこからでも通える」
「不登校経験者にも寄り添って高卒資格取得をサポートしてくれる」

なんとなくそんなイメージはありますが、実際オンラインでの学校生活とはどのようなものなのでしょうか?2024年4月に開校した通信制サポート校「SOZOWスクール高等部」を例に、ご紹介します!

SOZOWスクール高等部は、「子どもたちが未来に希望を持てる社会にしたい」。自身の子育てから日本の教育への問題意識を抱き、社会課題解決を目指して起業家が作った新しい学校です。

※レポート、スクーリング、テストなど一定の条件を満たすことで高卒資格の取得ができる通信制高校に対して、通信制サポート校だけでは高卒資格の取得はできません。
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まずはオンライン授業の様子をレポート!

SOZOW
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こちらが、SOZOWスクール高等部のバーチャルキャンパス。ゲームの画面のような楽しい空間ですね!アバターになってクラスルームに入ると、授業中のスタッフや生徒の会話が聞こえてきます。実際に同じ空間にいるような、不思議な感覚!

「ゲームの攻略法について考えてみよう」
「ハマってしまうゲームを作る秘訣は?」
「もしゲームクリエイターだったらユーザーにどんなことを聞きたい?」

スタッフが生徒たちに投げかける質問は「一体これは何の授業?」と思うものばかり。生徒のみんなはそれぞれのアイデアを自由に発言したり相談し合ったりしながら、ワークシートに考えをまとめていきます。和気藹々としていて、とても楽しい雰囲気。オンラインというと「静かに動画を視聴するだけ」「交流が少ない」というイメージもありましたが、全然違うようです。
SOZOW
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授業後、担当していたスタッフに話を伺いました。

“今見ていただいたのは、「ゼミライブ」という授業で、ゲームやイラストなど中高生の身近なことと紐付けて「AI時代に必要な力を身につける」というものです。私たちは独自に約50ほどのスキルを定義していて、毎回3つ程度のスキルにフォーカスした内容になっています。

今月は「ゲームから学ぶ」がテーマでした。これは、ゲーム業界で働くための知識を学ぶ、というものではありません。例えば攻略法について探究しながら自己分析や自己理解の手法を学んだり、世の中の面白いゲームを調べながらロジカルシンキングを身につけたり。みんなが好きなゲームの話から発展し、マーケティングの基礎的な考え方が身につく授業も行いました。

AIが進化していくこの時代、必要なのは「自ら問いを立てる力」だと思うんです。今後も実際にAIを触ってみたりしながら生徒が興味をそそられる身近な物事をテーマに展開していく予定です。”

大人でも受けたくなるような、興味深い授業ですね。そんな社会に出た時に本当に必要な力を学ぶためのスクール、SOZOWスクール高等部とはどんな学校なのでしょうか。
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「SOZOWスクール高等部」のすごいところ

約600名の小中学生が在籍するオンラインフリースクールを展開してきたノウハウを活かした先進的な取り組みがたくさん!

メンターによる個別学習サポートで着実に高卒資格取得までサポート

SOZOWスクール高等部には、お子さんが安心して学習を進められるように、1対1で伴走してくれる「メンター」がいます。メンターは先生ではありません。いろいろな個性や得意を持った大人の中から、生徒一人ひとりに気が合うメンターが付いてくれるそうです。
学習風景
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オンライン面談で課題の進め方を相談したり、校内SNSでレポートの進捗状況にアドバイスしてくれたりします。もちろん、趣味の話や悩み相談などをしてもOK!

メンターは多くの生徒にとって「保護者には話しづらいことも安心して話せる、心の拠り所」なんだそうです。そんな存在があるのは生徒本人にとっても、保護者にとっても心強いですね。
チャット
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「好き」でつながる仲間と共に学ぶ日々

SOZOWスクール高等部には、校内SNSなどで生徒同士気軽にコミュニケーションが取れて「好き」なことでつながりやすい仕組みがあるんです。イラストやゲーム、動画制作や作曲、鉄道や推し活など、同じ好きを持つ友達を全国から見つけられるとのこと。3人以上集まれば、サークル活動をすることもできます。
テーマ
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ある日の自習室をのぞいてみると、アバター姿になった生徒たちがそれぞれの机で黙々と勉強しています。バーチャルキャンパスに行くと、仲間がいる。「みんな頑張ってるな、よし僕も。」

勉強だけじゃなく、「雑談部屋」に行っておしゃべりしたって良いそうです。それぞれ勉強を頑張ったあとは、趣味のゲームの話で盛り上がる、なんて過ごし方も。オンラインでも「好きでつながる」「相手が見える」仕組みがあるから、友達ができて、楽しい学校生活を送ることへの期待が高まります!
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さまざまな職業の大人と会える。イラストレーターのライブは大盛況!

子どもたちに特に好評なのが、自分の個性や好きなことを突き詰めて活躍している大人の話を聞くことができるライブ授業「生き方ライブ」だそうです!

今は有名企業で大活躍している方が、中・高時代は「友達ができなくてゲームに打ち込んでいた」という話を聞いたり。あるゲストからは、学生時代に涙を流した挫折経験が、結果的に自分のやりたいことを仕事にするためのきっかけになったなんていう話も。
SOZOW
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学生時代って、保護者や先生以外の大人と直接話す機会って限られていると思います。でもさまざまな生き方、リアルな経験を聞くことで今の自分の「好き」や「得意」、「苦手」に向き合い、将来を考えるきっかけになることもあるんじゃないでしょうか。

ついこの前ゲストとして出演していたのは、イラストレーターとして活躍する20代の女性、神崎しおりさん。不登校を経験しつらかった学生時代の話、好きなイラストを仕事にしたくてアルバイトをしながら活動の幅を広げていった話などに、子どもたちも興味津々でした。子どもと一緒に見てくれていた保護者からは、「不登校経験者で好きなことを仕事にされている方の話を聞いて、子どもの自信につながりそうです」なんていう感想もあったそうです。
sozowスクール
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2024年度は、ゲーム業界で働く人、パラリンピックを目指す人、中卒からデザイナーになった人など、いろいろな生き方のゲストが登場予定だそうです!

自分の個性や強みを発見して、学びを通して伸ばしていく

自分の個性や強みを知って、高校生活の中で成長実感を積み上げていくことが、将来に渡る「自信」へとつながるはず。SOZOWスクール高等部には活動を通じた自分の成長や強みが可視化されることで、自信を得やすくなるシステムも用意されているとのこと。

その名も「個性ファインダー」。オンラインだからこそ残しやすい活動履歴を通した、自分の個性や強みを客観的に見つめられる仕組みです。お子さんとの関わりの中で見えてくる生徒の強みや個性をスタッフがコメントしたり、よく参加する活動などが可視化されるので、一人ひとりの強みや個性が見つかりやすくなる工夫があります。
学習風景
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総合型選抜(AO入試)やAI時代の就職において、自分が学生生活で何に打ち込んできて、どんな強みがあるかということを自分の言葉で伝えられる力はとても大切です。その意味でも、客観的な視点で自分の新たな一面に気づいて伸ばすきっかけとなり、さらには卒業後の人生でどんな仕事に取り組んでいきたいかを計るための指針にも、この個性ファインダーはなってくれます。

学生生活に辿ってきた足跡を可視化して伝えるサポートの役割までを担うので、きっと自信の土台となるとともに、進路選択の際の心強い味方となってくれるはずです。
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SOZOWスクールを立ち上げた小助川さんにインタビュー!

どうしてSOZOWスクール高等部を作ったんですか?

私たちSOZOWは「好奇心を解き放ち、自分らしい未来をSOZOWできる社会をつくる」をビジョンに掲げるスタートアップです。
「エデュテイメント(教育×エンターテイメント)」というコンセプトで、子どもたちの興味が広がり思わずやってみたくなるような仕掛けに満ちたプログラム作りが強みです。

創業当初は、マインクラフト、プログラミング、動画制作など、子どもたちがワクワクするようなテーマでこれからの時代に必要なスキルを学べるオンラインの習い事を小中学生向けに提供してきました。その中でずば抜けた才能を見せる子たちがいたんです。その子たちと話をしてみると、中には不登校の子も少なくないということが分かったんです。

オンラインの環境と、私たちが独自で培ってきた好奇心を引き出す関わりや問いかけのメソッドがあれば、不登校の子、地方に住んでいてやりたい習い事やフリースクールが近所にない子、そういった子どもたちが好奇心で輝ける場所を作ることができる、と思ったんです。

そこで立ち上げたSOZOWスクール小中等部は、フリースクールとしては異例の規模の600人が在籍しています。
SOZOW
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好きなことで繋がり、自信を取り戻し、どんどん積極的に活動できるようになる子たちが多くいます。住む場所や年齢、性別などを超えて仲間ができ、切磋琢磨し合えるのは、オンラインならではです。

そして、通ってくれている保護者の方から「SOZOWに高校も作ってほしい」という声を多くいただくようになりました。私たちも、不登校経験があった子も安心して社会に出ていくために必要な経験ができる場所を一刻も早く作りたい、と考え、2024年4月に開校を迎えたのです。
代表
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通信制高校を選ぶ人の話を聞いていると、「ちゃんとレポート課題をこなせるのか?」「高卒資格を取れるのか?」という不安をお持ちの方が多いです。でも実際のところ、高卒資格取得率は97%という結果が出ています。一方で、卒業後の進路未確定が約3割いるという報告もあります。(文部科学省「令和2年度 学校基本調査」)

SOZOWでは、不登校の子たちが自信をつけてきた独自のメソッドで、求められる学習をしっかりこなすのはもちろん、社会に出た時に本当の意味で役に立つ力をつけて欲しいと考えています。さまざまな生き方の大人と関わり、自分の好きや得意にとことん向き合うことで、進路や将来像を考える機会を大事にしています。
SOZOW
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小助川さん自身は何を目指しているんですか?

SOZOWを起業したのは、自分自身の2人の子育てがきっかけです。当時小学生だった長女が「学校に行きたくない」と訴えてきたのです。担任の先生と相性が合わず、学校に行っても保健室で過ごすなどしていました。「まさかうちの子が」と戸惑いましたが、それをきっかけに今の教育について調べるうちに、学校に行かない子どもが増えているのは、子どもや先生たちに原因があるのではなく、学校教育の仕組みに問題があるのではと感じるようになりました。

現在の学校の仕組みは150年前の明治時代に導入されたものから大きく変わっていないのです。テクノロジーの発展で社会は大きく変わっているのに学校の中身はほとんど変わらず、子ども一人ひとりの得意や興味関心に寄り添うことは後回しの「みんな同じに揃える」教育。それが大きな歪みとして現場の教師や子どもたちに負荷をかけているのではないでしょうか。
SOZOW
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少子化という現状の中で、不登校の小中学生数は年々増加しています。日本の子どもの精神的幸福度はOECD38ヶ国の中でワースト2位、という調査結果もあります。(2020年ユニセフ報告書)日本財団の調査では、日本の若者は自己肯定感が低く、未来に希望が薄いというデータもあります。(2022年日本財団「18歳意識調査」)
SOZOW
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150年間変わらない画一的な教育が、日本の子どもに未来への希望を持ちづらくさせているのではないか?

一方、わが家では、子どもの好奇心を大事にする子育てを徹底していきました。長男は、ものづくりが大好きな子でした。試しにロボットプログラミングの教室に連れて行くと夢中になり、どんどんのめり込んでいきました。そしてなんと小学生でロボットプログラミングの世界大会で2年連続ベスト8入り。孫正義育英財団にも選出されて、自分の意思で中学生にしてシンガポールに留学し、起業にも挑戦しています。親の想像を超えて羽ばたいていく姿に、子どもの好奇心が持つ力強さとそれを応援することの大切さを痛感したのです。

全ての子どもが好奇心を解き放って自分らしく生きられる社会にしたい。その思いで、SOZOWを起業しました。
SOZOWスクール小中等部では、日々、子どもたちの変化や成長を喜ぶ声が、関わるスタッフや保護者の方から届いています。自分の「好き」や得意で自信を持つことで、どんどん子どもたちは変わっていくのです。「こんなに生き生きした姿を見られるなんて」と涙を流してくれる保護者の方もいます。
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SOZOWスクール高等部は、さらに一歩前進させ、「学ぶ・遊ぶ・働く」を融合した場所にしたいと考えています。これまでは、それらが分断されているのが当たり前でした。テクノロジーが進んだ世界では、実践的に社会とつながりながら、社会で使えるスキルを遊ぶように学んでいくことができるはずです。そこでも、やはり軸になるのは「好奇心」です。
実際に、イラストが好きで、SOZOWスクール高等部で学びながらイラストの仕事を始めている生徒もいます。

好奇心を軸に、子どもたちが自信を持って社会に羽ばたいていける力を身につけていってほしいと考えています。
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オンライン個別相談会orオンライン説明会で、SOZOWスクール高等部についてもっと知りませんか?

もっと詳しく話を聞いてみたいという方は、個別相談会や説明会に参加してみてはいかがでしょうか?オンライン個別相談会では時間を指定することができ、気軽に進路についての相談からできるとのこと。また、オンライン説明会ではSOZOWスクール高等部の話だけではなく「お子さんが幸せになる進路選びのポイント」などの示唆も得ることができるようです。

体験会・オープンキャンパスも随時開催するようなので、Webサイトをチェックしてみてください。
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※この記事は2024年2月5日に公開した記事の内容を一部加筆修正をし、再公開をしました。

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