『映画ラストマン』の世界を体感!純度100%の暗闇で見つける新たな「対話」と「感覚」の形【出演者・月島琉衣さんコメントも】

ライター:発達ナビ編集部
『映画ラストマン』の世界を体感!純度100%の暗闇で見つける新たな「対話」と「感覚」の形【出演者・月島琉衣さんコメントも】のタイトル画像
Upload By 発達ナビ編集部

現在絶賛公開中の『映画ラストマン -FIRST LOVE-』。全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治さん)×孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋さん)による最強バディが活躍する人間ドラマです。
全盲の皆実の“視覚に頼らない”世界を全身で追体験できる、映画とのコラボイベント「ラストマン・イン・ザ・ダーク -FIRST LOVE-」が、東京・竹芝で開催されています。今回は、宮沢りえさん演じる皆実の初恋の人ナギサ・イワノワの娘、ニナ役を演じた月島琉衣さんが実際に体験し、コメントをいただきました。

ドラマ・映画のリアリティを支えた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

『映画ラストマン -FIRST LOVE-』×ダイアログ・イン・ザ・ダーク
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』×ダイアログ・イン・ザ・ダーク
Upload By 発達ナビ編集部
イベントの舞台となる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、完全に光を遮断した“純度100%の暗闇”の中を、視覚障害者のアテンドスタッフと共に探検するソーシャル・エンターテイメントです。
ドラマシリーズから今回の映画に至るまで一貫して、『ラストマン』における全盲所作指導として協力したのは、ダイアログ・イン・ザ・ダークでした。皆実広見の白杖の使い方や、周囲の状況を掴む所作は、アテンドスタッフたちとの対話やトレーニングから生まれたもの。
今回のイベントは、その「原点」とも言える場所で、皆実さんのように視力を使わずミッションに挑むことができる企画です。

ここがすごい!『ラストマン・イン・ザ・ダーク -FIRST LOVE-』3つの見どころ

エントランスにある「皆実さんの世界へ行ってみましょう!」というメッセージ
エントランスにある「皆実さんの世界へ行ってみましょう!」というメッセージ
Upload By 発達ナビ編集部
本イベントならではの演出や、参加する前に知っておきたい「お役立ち情報」をご紹介します。

1.始まりは「クロックポジション」と「3倍速」

プログラムがスタートする前に、アテンドスタッフによる「クロックポジション」のレクチャーがあります。これはアナログ時計の短針の位置で方向を伝える、見えない人にも分かりやすい方向指示の方法です。たとえば、「3時の方向にコップがあります」と言えば、テーブル上を時計に見立てているので右手側ということになります。この感覚を掴んだところで……突然、アテンドの手元のスマートフォンに連絡が入ります。流れてくるのは「3倍速」の音声。これをアテンドたちも日々聞いているというのです。「早くて聞き取れない!」と参加者が驚く間もなく、一気に「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の世界へ引き込まれていきます。

2.暗闇でお買い物?現金の準備をお忘れなく!

参加を予定されている方に、一つ重要なアドバイスがあります。
「300円〜1000円ほどの現金(小銭)を、体験費とは別にご準備ください」
暗闇の中ではいくつかのアクティビティを体験しますが、その一つになんと「味覚」を楽しむシーンが!真っ暗闇の視覚情報がない中で、香りや温度、味わいに集中する時間は、普段よりも感覚が研ぎ澄まされる不思議な体験になるはずです。

3.「見えない」からこそ、素直に助け合える

何も見えない暗闇の中では、一人で完璧に行動することは困難です。しかし、だからこそ「暗闇の中、頼りになるものは、あなたの本当に必要なもの」であることに気づかされます。「いまどこにいますか?」「肩を貸してください」普段は遠慮してしまうような場面でも、ここでは自然と声を掛け合い、助け合うことができます。
それはまるで、映画の中で皆実さんが、護道さんをはじめとする周りの信頼できる人に「助けてください」「私の目になってください」と自然に言葉を発するのと同じ。アテンドスタッフの温かい声や、隣の人の存在感。その安心感が、まさに皆実さんの感覚なのかもしれません。そして、情報の多い日常で疲れた心がいやされていくのを感じます。

皆実広見(福山雅治さん)の初恋の人の娘・ニナを演じる月島琉衣さんから発達ナビへメッセージをいただきました!

体験前にアテンドスタッフから白状の持ち方を教えてもらっている月島琉衣さん
体験前にアテンドスタッフから白状の持ち方を教えてもらっている月島琉衣さん
Upload By 発達ナビ編集部
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』で、皆実広見の初恋の人であるナギサ・イワノワ(宮沢りえさん)の娘、ニナ・イワノワを演じる月島琉衣さん。物語の鍵を握る彼女も、この「ラストマン・イン・ザ・ダーク」を実際に体験し、発達ナビにコメントを寄せてくださいました。

――今回のイベントは「純度100%の暗闇」で視覚以外の感覚を使う体験ですが、この暗闇体験を通じて、「目に見えないからこそ、相手の気持ちがより伝わった」と感じるような瞬間や発見はありましたでしょうか?

月島琉衣さん:たくさんありました。私自身も、ほかの方も、しっかり相手に届くように大きな声を出して意思表示をしていました。お互いを助け合ったりすることで、暗闇の中で優しさが溢れていた雰囲気を感じました。
また列に並ぶ際など必ず相手の方と手を取り合っていたので、人の優しさや温もりをより実感できる時間になりました。

――これからイベントに参加する方々へ向けて、月島さんが思う「ここを一番楽しんでほしい!」というポイントを教えてください。

月島琉衣さん:視覚以外の感覚をすべて使いながら、一緒にいる方々と共に行動します。
声をたくさん出し、聞いて、触って感じて……多くの会話をしながら助け合っていくことで、初対面の方でも世代問わず仲間になれたような気がしました。
皆同等の立場であるからこそ共有し合えることで、人の優しさを感じながら楽しめることも沢山できる場所です!
ライフバナー
PLUSバナー
次ページ「『ラストマン』の世界を、視覚以外の感覚で」

追加する

バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。