「学校にいるお母さん先生」として。安心の先に咲く「楽しい」の種
今、私は「先生ではないけれど、学校にいるお母さん的なお助け先生」として、子どもたちのSOSを受け止めています。
かつて勤めていた時は、気が進まない仕事を嫌々やっていることもありました。ただお金を稼ぐために仕方なく仕事をしていたこともあったし、なんのためにこの仕事をやっているんだろと思ったこともありました。でも今は自分を取り繕う必要がありません。子どもたちが好きだという素直な感情のまま、面白がりながら向き合える。それが、私が私らしく生きている証です。
教壇に立つ時、私が大切にしたい信念はひとつだけです。「まずは安心。その上に『楽しい』を乗せること」。安心できる居場所があって初めて、子どもは「ちょっと挑戦してみようかな」と前を向けるようになります。
いきなり「挑戦」なんて大それたことでなくていい。止めようと思えばいつでも止められるレベルで、ほんのちょっとだけ興味のあることに触れてみる。それだけで、世界が変わりました。私はこれからも、子どもたちが「学校が楽しい」と思えるような仕組みをつくれる教員を目指して、一歩ずつ歩んでいこうと思います。
イラスト/プクティ
エピソード参考/ケアルラ
かつて勤めていた時は、気が進まない仕事を嫌々やっていることもありました。ただお金を稼ぐために仕方なく仕事をしていたこともあったし、なんのためにこの仕事をやっているんだろと思ったこともありました。でも今は自分を取り繕う必要がありません。子どもたちが好きだという素直な感情のまま、面白がりながら向き合える。それが、私が私らしく生きている証です。
教壇に立つ時、私が大切にしたい信念はひとつだけです。「まずは安心。その上に『楽しい』を乗せること」。安心できる居場所があって初めて、子どもは「ちょっと挑戦してみようかな」と前を向けるようになります。
いきなり「挑戦」なんて大それたことでなくていい。止めようと思えばいつでも止められるレベルで、ほんのちょっとだけ興味のあることに触れてみる。それだけで、世界が変わりました。私はこれからも、子どもたちが「学校が楽しい」と思えるような仕組みをつくれる教員を目指して、一歩ずつ歩んでいこうと思います。
イラスト/プクティ
エピソード参考/ケアルラ
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専門家コメント(小児科医 藤井明子先生)
コラムを拝読し、離婚という大きな出来事を経て、特別支援教育の教員を目指して新たな一歩を踏み出されたお母さんの姿に心を動かされました。「まず安心できる居場所があり、その上に『楽しい』を乗せることで、子どもは挑戦する気持ちを持てる」という言葉は、本当にその通りだと感じました。子どもが安心して過ごせる環境があってこそ、少しずつ前を向く力が育まれていくのだと思います。クラスの子どもたちにとって「お母さんのような先生」がいることで、ほっとできる安心感が生まれているのではないでしょうか。教員としての学びだけでなく、これまで歩んでこられた経験そのものが、きっと子どもたちに寄り添う大きな力になっているのだろうと想像しながら読みました。(監修:小児科医 藤井明子先生)
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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