「言葉がゆっくりなだけ」じゃない、WISC検査で知った小1娘の困りごと。通級指導教室を経て小2卒業までに見えた希望【読者体験談】
ライター:ユーザー体験談
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幼稚園時代から言葉がゆっくりだった娘。思っていることをうまく言葉にできず、年長の終わりになってもひらがなの読み書きはまだ難しい状態でした。それでも園では大きな指摘はなく、就学前健診でも通常学級への進学となりました。小学校生活は大きな問題なく始まったように見えましたが、1年生の夏、初めての個人面談で先生から「通級指導教室」という選択肢を提示されました。【発達ナビではユーザーさんからの子育てエピソードを募集中!今回は「通級指導教室へ通うまで」についてのエピソードをご紹介します】
監修: 室伏佑香
東京女子医科大学八千代医療センター 神経小児科
名古屋市立大学大学院 医学研究科 生殖・遺伝医学講座 新生児・小児医学 博士課程
筑波大学医学部卒。国立成育医療研究センターで小児科研修終了後、東京女子医科大学八千代医療センター、国立成育医療研究センター、島田療育センターはちおうじで小児神経診療、発達障害診療の研鑽を積む。
現在は、名古屋市立大学大学院で小児神経分野の研究を行っている。
名古屋市立大学大学院 医学研究科 生殖・遺伝医学講座 新生児・小児医学 博士課程
お子さんのプロフィール
- 年齢:小学6年生
- 診断名:なし
- エピソード当時の年齢:幼稚園〜小学2年生
幼稚園時代から気になっていた、言葉の遅れと不器用さ
娘は幼稚園時代から、ほかのお子さんに比べると言葉がゆっくりでした。
発音も少し聞き取りにくく、自分の思っていることをうまく言葉にできないことがよくありました。話したい気持ちはあるのに、途中で言葉がつまってしまったり、何を言いたいのか周りに伝わりにくかったりすることもありました。
私自身、「もしかして発達に何かあるのでは」と感じることはありました。園の先生に「うちの子、発達障害ではないでしょうか」と相談したこともあります。
けれど、先生方からは「そんなことはないと思いますよ」と言われていました。
園生活の中で大きなトラブルがあったわけではなく、激しい癇癪があるわけでもありませんでした。泣きわめくことも少なく、家でも園でも、いわゆる“困った行動”が目立つタイプではなかったのだと思います。
年長の終わりになっても、ひらがなは読めず、書くこともできませんでした。
でも私は、「小学校に入ってからやればいいかな」と思っていました。
就学前健診でも、周りのお子さんより少し幼い気がすることは伝えましたが、そのまま通常学級へ進学することになりました。
発音も少し聞き取りにくく、自分の思っていることをうまく言葉にできないことがよくありました。話したい気持ちはあるのに、途中で言葉がつまってしまったり、何を言いたいのか周りに伝わりにくかったりすることもありました。
私自身、「もしかして発達に何かあるのでは」と感じることはありました。園の先生に「うちの子、発達障害ではないでしょうか」と相談したこともあります。
けれど、先生方からは「そんなことはないと思いますよ」と言われていました。
園生活の中で大きなトラブルがあったわけではなく、激しい癇癪があるわけでもありませんでした。泣きわめくことも少なく、家でも園でも、いわゆる“困った行動”が目立つタイプではなかったのだと思います。
年長の終わりになっても、ひらがなは読めず、書くこともできませんでした。
でも私は、「小学校に入ってからやればいいかな」と思っていました。
就学前健診でも、周りのお子さんより少し幼い気がすることは伝えましたが、そのまま通常学級へ進学することになりました。
小学校生活は問題なく見えたけれど、個人面談で聞いた意外な姿
小学校に入学してからの娘は、学校に行き渋ることもなく、毎日通っていました。
ただ、「学校がすごく楽しい」という感じでも、「つらい」と言うわけでもありませんでした。本人にとっては、学校は“行くものだから行っている”というような雰囲気でした。
「今日、学校で何が楽しかった?」
「嫌なことはなかった?」
そう聞いても、娘はあまり話してくれません。忘れてしまうのか、言葉にするのが難しいのか、特に詳しい話は出てきませんでした。
それでも、毎日学校には行けていましたし、先生からも特に連絡はなかったため、私は「大丈夫なのかな」と思っていました。
そんな中、1年生の7月に初めての個人面談の日を迎え、担任の先生から思いがけない話を聞かされます。
体育の時間、縄跳びがうまくできなかったときに、娘が1人で体育館で泣き続けたことがあったというのです。
私はとても驚きました。
娘は、家ではあまり泣くことがありません。幼稚園でも、癇癪があると聞いたことはありませんでした。
「学校でだけ、そんな姿があったの?」
「それとも、私が気づいていないだけで、娘はずっと困っていたの?」
そう思うと、ショックでした。
ただ、「学校がすごく楽しい」という感じでも、「つらい」と言うわけでもありませんでした。本人にとっては、学校は“行くものだから行っている”というような雰囲気でした。
「今日、学校で何が楽しかった?」
「嫌なことはなかった?」
そう聞いても、娘はあまり話してくれません。忘れてしまうのか、言葉にするのが難しいのか、特に詳しい話は出てきませんでした。
それでも、毎日学校には行けていましたし、先生からも特に連絡はなかったため、私は「大丈夫なのかな」と思っていました。
そんな中、1年生の7月に初めての個人面談の日を迎え、担任の先生から思いがけない話を聞かされます。
体育の時間、縄跳びがうまくできなかったときに、娘が1人で体育館で泣き続けたことがあったというのです。
私はとても驚きました。
娘は、家ではあまり泣くことがありません。幼稚園でも、癇癪があると聞いたことはありませんでした。
「学校でだけ、そんな姿があったの?」
「それとも、私が気づいていないだけで、娘はずっと困っていたの?」
そう思うと、ショックでした。
先生から教えてもらった「通級指導教室」という選択肢
その個人面談で、担任の先生から「通級指導教室というものがあるんです」と勧められました。
先生の説明では、通級指導教室は通常学級に在籍しながら、週に1、2時間ほど、教室とは別の場所で先生に見てもらう場とのことでした。子どもが困っていることを少しでも減らせるように、個別に指導してもらえるのだと。
先生は続けて、こう話してくれました。
「私の教え子たちにも通っている子が何人もいますが、みんなすごく成長するんです。イライラしてしまうことが減ったり、落ち着いて先生の話を受け止められるようになったり。娘さんも、1、2年通ったらぐっと伸びると思います」
その言葉を聞いて、私は不思議と大きく動揺しませんでした。
幼稚園時代から、私はどこかで「娘には支援が必要なのでは」と思っていました。でも、園では大きく指摘されることはなく、通常学級に進学しました。
それが、小学校に入って初めて、学校側から具体的な支援につながる話が出たのです。
「ああ、やっぱり娘には、何か助けが必要だったのかもしれない」
そう冷静に受け止めている自分がいました。
先生の説明では、通級指導教室は通常学級に在籍しながら、週に1、2時間ほど、教室とは別の場所で先生に見てもらう場とのことでした。子どもが困っていることを少しでも減らせるように、個別に指導してもらえるのだと。
先生は続けて、こう話してくれました。
「私の教え子たちにも通っている子が何人もいますが、みんなすごく成長するんです。イライラしてしまうことが減ったり、落ち着いて先生の話を受け止められるようになったり。娘さんも、1、2年通ったらぐっと伸びると思います」
その言葉を聞いて、私は不思議と大きく動揺しませんでした。
幼稚園時代から、私はどこかで「娘には支援が必要なのでは」と思っていました。でも、園では大きく指摘されることはなく、通常学級に進学しました。
それが、小学校に入って初めて、学校側から具体的な支援につながる話が出たのです。
「ああ、やっぱり娘には、何か助けが必要だったのかもしれない」
そう冷静に受け止めている自分がいました。
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