ベビーサインはダウン症児に合う?言葉の理解と伝達上手な長女から学んだこと

ライター:あっぷるパイ
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言葉を話すまえの、小さなお子さんとのコミュニケーションツール=ベビーサイン。もしかして幼児期のみならず、生涯の糧になっているかもしれない!ベビーサインで会話していた長女の成長から、ダウン症児にオススメする理由を紹介します。

ベビーサインをはじめたキッカケ

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みなさんは「ベビーサイン」を聞いたことはありますか?
言葉を話す前の、小さなお子さんとのコミュニケーションツールとして知られています。

まだ言葉もままならない、小さなわが子が可愛らしい手で想いを伝えてくれたら、大きな喜びと感激をもたらしてくれるでしょう!

14年前の私は、そんな愛くるしさ溢れる長女の姿を夢見て、ベビーサインを育児に取り入れました。

そして念願叶い、娘は日常生活にはさほど困らないくらいのベビーサインを覚え、私や家族にたくさん語りかけてくれるようになりました。
ベビーサインとは?
https://www.babysigns.jp/about_babysigns/

長女の話はとても分かりやすい!

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ベビーサインをとうに卒業した長女(今は高校生)の最近の様子を、簡単にご紹介します。

おしゃべり上手になった長女は、学校生活での様子や、大好きなアニメのあらすじなどもたくさん話してくれます。

その内容は、私がその場にいて一緒に見ていたかのようにイメージしやすく、今ではちょっと表現しにくいニュアンスも的確に捉えて説明できるようになりました。

長女とのコミュニケーションはストレスフリーで会話も弾みます。
これは長女が生まれ持ったもの、もしくは特長なのだとあまり深く考えずにいました。

ところが、ダウン症と難聴のある三女の療育を通し、幼少期の経験や刺激・環境づくりが、のちに大きな影響を与えるのだな、と「三つ子の魂百まで」ということわざでもあるように、私は身をもって実感したのでした。

ジェスチャーで言葉の遅れをカバー

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長女がベビーサインを習得したことから、ダウン症のある三女にも試してみようと考えました。

ダウン症の方は、真似をする事やダンスが得意な場合があると知られているように、耳から得る情報より目で見て理解する能力の方が比較的高いと言われています。

このため、ジェスチャーで身につけるベビーサインはダウン症児の特徴に合っているように私は感じています。

また、言葉の発達が遅れがちなので、会話で意思疎通できるまでに時間がかかるかもしれません。

そうした理由からも、幼いうちから意思疎通の方法を育児に取り入れることは、子どもにとってもストレスが減り、コミュニケーションの楽しさが成功体験に結びつきやすいのだと思います。
次ページ「ダウン症児の育児にベビーサインを!」

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