もう買い物で疲れない!子どもの「脱走スタイル別」心構えとは

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子どもを連れての買い物、本当に大変ですよね。特に幼少期は一人で留守番させるわけにもいかず、かといって連れ出しても指示が通らなかったり…。そんな時のお子さんのタイプ別に、対応方法を考えてみました。

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「落ち着きがない」にも種類がある!

「うちの子は落ち着きがなくて、すぐ脱走するんです。本当に買い物する時は困っています。」

1歳、2歳代のお子さんのお母さんに多い悩みです。保健師として働いている私自身、自分の子育てでも随分と悩みました。

ただ、一言で「落ち着きがない」「居なくなってしまう」といってもタイプは様々で効果的な対応方法も少しずつ異なってくるのです。今日はそのタイプと、お子さんとの付き合い方について、少しご紹介したいと思います。

タイプ① カートに乗るものの、数分で脱走

スーパーに着くとすぐカートに乗るけど、買い物の途中で降りたがり、ぐずぐず言いだして買いものにならない…!

いや、素晴らしい。

この子は「スーパーに来たらカートに乗る」ことがわかっています。まずはそこを褒めてあげましょう。

でも、「しばらくするとぐずりだす」のはなぜでしょうか?

大きく2つの理由が考えられます。

①買い物にかかる時間の見通しがわからない
②買い物中の時間つぶしができていない

「ママの買い物に付き合うのはつまらない。ボクはここでお菓子見て待ってるよ。」

とでも言ってくれたら理想ですが、低年齢では子どもから説明は難しいもの。

ここは「自分の買い物にこの子が付き合ってくれている」と思いなおし、子どもの気持ちを汲んであげましょう。

①好きなものを手に持たせる
②買う食材の予告する
③タイマーを使う

など、目的と時間をはっきり示すと安心してカートに乗っていてくれることが増えていきますよ。

タイプ② カートを押して、遊びながら脱走

カートを押したがり、自分の行きたい方向にどんどん行ってしまう事、ありますよね。
ちょっとだけなら良いものの、切り替えられず、その場からどんどん離れていってしまう。買い物がなかなか進まないのは困ってしまいます。

これは、「本人なりのスーパーでの楽しみ方」を既に見つけている、と理解してみましょう。
「床のタイルの柄を見て走って行ってしまう」のも、「一目散にエレベーターを見に行く子」のも、実は同じこと。

「こっちだよ」と言ってすぐ切り替えられるのなら、譲り合いながら買い物をするのがベスト。

ですがそうもいかない時は、一旦買い物は後回しにして好きにカートを押させる時間を作り、しっかり気持ちを発散させてあげるのがおススメです。

単に行動を止めるばかりでは、不満がたまり、「やりたい!」という気持ちに拍車をかけてしまう事もあります。

「あなたはやりたいことを一度していいよ。そのあと、私のやりたいこともさせてね。」という気持ちで交渉しましょう。

まずは「自分でカートを押し、プリンだけ買ってくる」など子どもの希望に沿って体験させ、買い物の手順を教えましょう。
少し慣れたところで「玉ねぎも買おうね」と徐々にお母さんの買い物を追加していくと、移行がとてもスムーズです。

タイプ③ 一瞬の隙が命取り、店中を疾走

カートに乗ることは乗りますが、一瞬で降りてしまい、すぐに好きなところへ走って行きます。

我が家の長男は、まさにこのタイプでした。「消えていなくなる」くらいの勢いで走っていくのです。買い物が一向に進まず、こちらの指示も耳に入らないような状況。

この場合は、「買い物の意味」や「手順」を理解していない事が多いです。

私はこの時期、長男と2人で買い物をするのはあきらめることにしました。

こんなことがあります。

2歳の長男をスーパーで抱っこしていた時、物を取ろうと少しだけ床に降ろした瞬間、素早く近くのエスカレーターまで走り、そのまま上の階まで行ってしまったのです。

慌てて後を追うと、着いた先のゲームコーナーでミラクルが起きました。
落ちていた100円玉を拾っておもちゃの乗り物にコインを投入し、ニコニコ笑顔で乗ろうとしていたのです。なんたる能力の高さ…と舌を巻きました。(けがをしなくて良かった、が先ですね。)

そんな長男も4年生。
知的な発達段階では3歳程度ですが、「キウイを1つ買いに行く」からじっくり練習をはじめ、今は一緒に鍋の材料を買いに行けるようになりました。

指示が通るようになってから、少しずつ順を追って覚えていけばいいのです。

その子のペースを見守ろう

なかなか待てない理由も、走ってどこかへ行ってしまう理由も、お子さんによって様々です。

ご紹介したのは、私が保健師として働きながら、且つ自分自身が子育てをしていて効果的だなと感じたいくつかの方法にすぎません。この方法で効果がでなくても、焦る必要はありませんよ。

お子さんを連れて買い物に行くのが一苦労…そんなお母さん、お父さん、楽しく買い物ができる日までその子のペースで1つずつ一緒に頑張りましょう。
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