「親の鈍感モード」が子どもの可能性を広げる?我が家の場合

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発達障害児とかかわる時は、親がやってあげないとダメだと思ってしまいがちです。子どもの可能性を引き出すために、時に鈍感さが必要な時もあります。

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つい世話を焼いてしまうとき

子どもと遊ぶ時、または関わる時、皆さんはどのように接していますか?

子どもが何かを要求してきた時、親の反応としては「あ~、〇〇ちゃん、これとって欲しいのね。ハイ、どうぞ!」とか「こうして欲しいのか、さあ、もうだいじょうぶだよ」などと接することもあると思います。

子どもの要求に、「いたれりつくせり」になりがちな事もあるかもしれません。

でもこれは、子どもの要求に対して親が先回りをして行動しているとも考えられます。私たちは、いつも子どもの先回りをしていないでしょうか?

確かに、子どもの要求を察知して対処すれば、忙しい時でも事が短時間で済みますから、親にとってみれば楽な一面もありますよね。ついつい、忙しい時なんかは、先回りして要求を拾ってあげてしまうものです。

親が子どもの可能性を奪っていない?

では、私たち親はどのように子どもに接していけばよいのでしょうか。
それは、子どもの能力を引き出す為に「すこし鈍感になる」ことだと私は思います。

私の娘を例にとりますと、娘は3歳直前まで言葉がほとんど出ず、指さしもあまり出来ませんでした。
そこで私は娘がいつも遊んでいたおもちゃを、わざと棚の手の届かないが見える所に置いて、娘の反応を見てみることにしました。

娘がおもちゃに気付き、取って欲しそうな目を私に向けます。「どうしたの?何が欲しいのかな?」と娘に訊きましたが、娘はまだ言葉も十分言えないのでじっとしていました。
そこで、私は娘の手を取っておもちゃの方を指さすように仕向けてから「おもちゃが欲しかったのか」と言っておもちゃを娘に渡しました。

そうすると、徐々に指さしをする回数が増えてきました。
これはほんの一例ですが、子どもの要求を親が決めるのではなく、子ども自身に決めさせることが大切だと思います。

「鈍感になる」とは

子どもの成長を考えたとき、親がなんでも先回りしてやってあげていると、いつまでたっても出来るようにならない事もあると私は感じています。

「子どもがある程度大きくなっても、発達障害だから出来ないことがあっても当然だ」と考えてしまう事もあります。
「なぜ我慢ができないの?」「なぜこれができないの?」と時々疑問に思うけど、出来ないことを、全て発達障害のせいにしてしまう…。

健常児であれば、ある程度のことは勝手に一人で出来るようになると思います。発達障害のある子どもは、時間はかかりますが、出来なかった事も少しずつできるように成長していきます。

親が先回りをしてあれこれ子どもにしてあげると、その成長が機会が減ってしまうかもしれません。
発達障害のある子どもとはいえ、本来ならすでに出来るようになっている事があるかもしれないのに親の過剰な介入により成長機会を失ってしまうこともあるのだと気づきました。

子どもの要求に気づいていても、あえて「すこし鈍感になる」。危険なことがない限り、子どもの成長機会を失わないような、そんな接し方をしていけたらと思っています。
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