連休はイレギュラーの連続!凸凹さんと楽しくお出かけする工夫

2016/04/25 更新
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凸凹さんとのお出かけ、大変ですよね。うちの長男も楽しみにしていたはずの家族旅行で、ホテルに着いた途端「帰りたい!」なんて言ってました。でも、子どもの不安に寄り添って、事前に心の準備をし、できる工夫をすることで、新しい経験や体験を増やして世界を広げてあげることができます。

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楽々かあさん
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普段と違う場面が苦手、はじめてのことは不安でパニックに…なんて、発達の凸凹があるお子さんとのお出かけ、何かと大変ですよね。

慣れない場所、予測できないこと、移動の疲れ、人の多さ、など、子どもの不安につながることがたくさんあるお出かけ。

そんな凸凹さんとのお出かけの際に、事前に工夫できることがあります。

「家族旅行のしおり」を持参

うちでは、学校で遠足や社会科見学の時に頂くような「しおり」を家族旅行でも作って、旅行に持参しています。
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日程と地図、現地のイメージ写真を載せた、うちの「家族旅行のしおり」
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わが家では、しおりにこのようなことを書いています。

【しおりの内容】
日程
旅行の流れを順番に書く。大事なのは「予定どおりにいかない可能性もある」ことも書いてあげること。

天気や渋滞などで予定が変わる可能性があることと、「その場合どうすればいいか」対処や替わりの予定を書き込みます。口頭でも「もし◯◯ができなくても、◯◯できるよ」と伝えて、安心させてあげます。

地図
家から現地までの地図をプリントし、予定ルートを赤線で書いておく。

地図を見ながら「山道があるから、ぐねぐねするかも」とか、「お昼はこの辺で食べよう」と話しておく。
当日も、移動に時間がかかって不安になったら、「今はこの辺だよ」と見せてあげると、少し落ち着くかもしれません。

写真
宿泊場所のHPなどから、現場周辺や、体験予定の参考になる写真などがあれば、プリント。
視覚的にイメージをつけてあげると、初めての経験でも、少しハードルが下がります。

「家族旅行のしおり」を作る目的は、子どもを安心させることです。

不安に思っていることをひとつひとつ、気持ちに寄り添って減らしてあげれば、「いつもと違う」が苦手な子も、新しい経験に踏み出せます。

迷子対策には、子ども用ケータイとサポートカード

また、お出かけで親が心配なのは、迷子!

うちでは、長男が小学生、次男が年長組の頃に、子ども用ケータイを導入し、お出かけが飛躍的に楽になりました。
なにせ、レジャー施設についた途端、2秒でいなくなる長男を探し回って、なにもせずに疲れて帰宅、なんてよくあることでした。

GPS着きのケータイがあれば、もしもの時に親も子も安心です。

おとなしいタイプの次男も「もしも迷子になったらどうしよう」という不安が強かったので、ケータイを兄と一緒に購入してあげるととても喜んで、行動範囲がぐんと広がりました。

最近は小さなお子さんでも身につけられる、腕時計型の携帯端末もありますよね。

また、万が一に備えて、サポートカードや名札のワッペンなども作りました。(書き込む個人情報は目的によって調節します)こういったカードは災害用のリュックなどにも入れています。

ワッペンは、長男が2歳の頃、背中に安全ピンで留めてお出かけしていました。よく行く児童館の職員さん達に長男の名前を覚えて可愛がってもらうきっかけにもなりました!
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もしもの時のサポートカードもおサイフやリュックのポケットに入れています
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不安を減らせば、体験が増える!世界が広がる!

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魚のつかみ取りをする触覚過敏のある次男
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こんな工夫をしながら、うちの凸凹さん達とは、毎年キャンプに出かけています。

キャンプは、毎日の生活音や電子機器から離れて感覚を休めたり、山や河の足場の悪い所を歩いて、木登りやアスレチックで体幹とバランス感覚を鍛えたり、虫や魚を捕まえて楽しみながら、動体視力のトレーニングができ、多彩や素材に触れたりと、本当にいい療育になります。

以前は触覚が敏感で、砂やのりや絵の具が触れず、海にお出かけしたら砂浜で泣き出して帰った次男。
今では、お兄ちゃん達と一緒に、ぬるぬるのお魚を素手で捕まえられるようになりました。

連れて行く親は本当に大変ですが、子どもたちの不安を減らす工夫があれば、新しい体験を通して「凸凹さん」の世界が広がりやすくなると感じています。

この記事を書いた人の著書

発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法
大場美鈴(著),汐見稔幸(監修)
発達ナビPLUSバナー
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