「何て読むの?」娘の質問にさっぱり答えられない!なぜなら…

ライター:荒木まち子
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発達障害の子どもの親であれば「あるある!」と頷いてしまうような、出来事ってありますよね?そんな「困りごとあるある」を思わずクスッと笑ってしまえるような、カルタです。困り事をどうしたら減らせるかのプチ情報付き!今回は書字についてです。

書字が苦手な娘

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自分で書いた字が解読不能な娘

娘は字を書くのが苦手で、漢字のバランスがうまく取れなかったり、逆さ文字になってしまう事がよくありました。あまりの字の汚さに習字教室に通ったこともありましたが、一向に上達はしませんでした。

それに、学年が上がるにつれて漢字は難しくなっていきます。覚えなければならない漢字の数もどんどん増えていきます。その反面、教科書や漢字ドリルの印字や、学校指定のノートのマス目は小さくなっていく一方なのでした。

さらに黒板の文字などは早く書き写さないと消されてしまうので、文字の上手い下手など気にしている余裕もありません。連絡帳やノートは“書いた本人ですら解読不可能”なんていうこともしょっちゅうでした。

改善のきっかけとなったのは

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015191546
半ば諦めていた娘の汚文字でしたが、書字の困難さの原因を知ってから、ビジョントレーニングを始めることにしました。

当時、娘はSST(ソーシャルスキルトレーニング)と算数の学習支援を受けていたのですが、担当の先生が娘の書いたノートを見て、板書の困難があるとを感じ、視覚認知機能の検査ができる病院を紹介してくれました。

視覚認知機能検査

先生のすすめでまずは、視覚認知機能の検査を受けてみることにしました。視覚認知機能の検査ができる医療機関は限られているので、予約をしてから診察までには半年ほどかかりました。

検査をして、娘の眼球運動や脳中での視覚情報の認知、記憶・イメージの処理機能、眼と体を協調させる出力機能の特徴がわかりました。
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ビジョントレーニング

それから、病院付属の視覚発達支援センターで立てたプランをもとに娘はビジョントレーニングを行いました。我が家からは片道2時間かかる為、病院や視覚発達支援センターへは頻繁には通えませんでした。

それでも自宅でのトレーニングを2年ほど続けるうちに娘の眼球運動は少しずつ改善されていきました。また、中学校ではプリントやテスト用紙の拡大コピーをしてもらえて、娘は「見やすくなった」と喜んでいました。
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