つみき1個で何通りの遊び方ができる?子どもの想像力はすごい!

ライター:あいちゃんパパ
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娘の保育所時代に父親の私が保育参加して感じたことを書いてみました。

保育参加をしてきました

定型発達の子はもちろん、発達障害の子にも共通して言える事、それは「遊ぶことの大切さ」ではないでしょうか。

子どもが保育所に行っていた頃、私は保育参加に何回か行ったことがありました。

普段は娘と一緒に遊んでいる私、今回は他のお子さんと遊ぶ中で気付いたことをご紹介します。

当時、娘は4歳児クラスだったのですが、みんな口達者になり我も出てきて、やんちゃな子もいました。

その反面、大人しい子もいて個性が強くはっきりしてくる年代だな、と感じました。

遊びはまだ平行遊びが多いようでしたが、中には他の子と協力して遊んでいる子もいました。

また、おもちゃの取り合いでけんかをする子もいたり、他の子の作った積み木を壊したりして遊ぶわんぱくな子も。

このように、子どもの遊び方や他の友達との関わりを見ていると、遊びを通して時に協力し、時にぶつかり合う中で社会性を身に付けていくのだな、と感じました。
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おもちゃを投げまくって遊ぶ息子が激変!片づけにハマったのは…

Sちゃんの遊び方

自由遊びの時、私の隣にいた子(仮にSちゃんとします)が細長い積み木を井の形に組み上げようとしていました。

しかし、上手くできない様子。

そこで、私はSちゃんを手伝ってあげることにしました。

そして、高く組み上げられた積み木を見てSちゃんは大変嬉しそうでした。

その直後、一緒に組みあげた積木を崩してひとこと、

「もう一回しよー!」と私に言ったのでした。

私はもう一度Sちゃんを手伝いました。

そしてまた崩して「もう一回!」と嬉しそうに私に頼んできます。

その後、何度も作っては崩す遊びを繰り返しました。

Sちゃんにとっては積み木を組み立てるだけの遊びよりも、人と関わったり、手伝ってもらったりしながら遊ぶ方が楽しい様子です。

「嬉しい」という気持ちはこのようにして生まれてくるのだろうなあと、その時私は感じました。

遊びが育む想像力

隣では、他の積み木で遊んでいる子がいました。

私は積み木でタワーを作り、その子に見せながら「これ、できる?」と聞いてみました。

けっこう複雑な物だったのに、その子はあっという間に完成させました。

「すごいなあ!」と私が感心すると、その子は得意げな顔を私に見せてくれました。

ある子は積み木でドミノ倒しをして楽しんでいました。

大人になってからでは思いつかないような遊び方を展開する子どもたちを見て、私は想像力の豊かさに、感心していました。

こうして、子どもたちの遊びを見て気付いたのは、1つのおもちゃを幾通りもの方法で遊ぶうちに、自然と想像力が養われるということでした。
次ページ「身辺自立や療育も大切だけど」

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