「また子どもの要求通りにしちゃった」後悔しすぎていませんか?
ライター:瀧本 三輪子
小さい頃にファストフードを食べさせすぎてお子さんが太ってしまった、と後悔されているご家族と出会いました。「結局これで良かったんだ!」と思いながら前に進んでいけますように、後悔せずに、未来を見てほしいと思います。
ある保護者の後悔、「子どもが太ってしまった」…
療育中の当事者・保護者のサポートをしている療育アドバイザーのタキモトミワコです。
先日、あるご家庭の「食事」に関するお話を伺う機会がありました。
そのご家庭では、「小さい頃にファストフードを食べさせすぎてお子さんが太ってしまった」と後悔されていました。
お子さんが4~5歳くらいの頃、外出するとファストフードを食べたいと暴れるので、つい負けて食べさせてしまっていた…ということでした。
現在はその出来事を反省し、「子どもの食事は親の責任なので、家族全員でダイエットしています。」とお母様がおっしゃっていました。
ご家族全員でダイエットするのは健康的な生活にもつながり、全員で頑張る楽しさもあり、とても良い取り組みだと思います。
ですが、保護者様にはあまりご自分を責めないでほしいな、とも思っています。
先日、あるご家庭の「食事」に関するお話を伺う機会がありました。
そのご家庭では、「小さい頃にファストフードを食べさせすぎてお子さんが太ってしまった」と後悔されていました。
お子さんが4~5歳くらいの頃、外出するとファストフードを食べたいと暴れるので、つい負けて食べさせてしまっていた…ということでした。
現在はその出来事を反省し、「子どもの食事は親の責任なので、家族全員でダイエットしています。」とお母様がおっしゃっていました。
ご家族全員でダイエットするのは健康的な生活にもつながり、全員で頑張る楽しさもあり、とても良い取り組みだと思います。
ですが、保護者様にはあまりご自分を責めないでほしいな、とも思っています。
親子間の出来事は、「親だけのせい」ではない
人と人とのやりとりは、お互いの関わり合いで成り立っています。
親子の間で起こる物事は、保護者かお子さんか、どちらか一方だけのせいで起きているわけではありません。
水の波紋のようにお互いに影響を与え合いながら、やりとりしその結果として今の物事が起きているわけです。
保護者がお子さんの主張に負けたということは、それだけお子さんの主張が力強かったということでしょう。
決して、保護者が極端に弱かったり甘かったりしたわけではないと思います。
親子の間で起こる物事は、保護者かお子さんか、どちらか一方だけのせいで起きているわけではありません。
水の波紋のようにお互いに影響を与え合いながら、やりとりしその結果として今の物事が起きているわけです。
保護者がお子さんの主張に負けたということは、それだけお子さんの主張が力強かったということでしょう。
決して、保護者が極端に弱かったり甘かったりしたわけではないと思います。
確かに、保護者が頑として譲らなければ、お子さんがファストフードで太ることはなかったのかもしれません。
でもその分、お子さんのこだわりと真正面からぶつかり合うことになり、盛大なバトルが外出する度に展開されていただろうと思います。
こだわりの渦中で、お子さんとぶつかってエネルギーを使うか。今、ダイエットにエネルギーを使うか。
健康のことだけを考えれば前者の方が良かったのかもしれませんが、そんなに簡単に割り切れるものではありませんよね。
その当時はファストフードの力を借りたおかげでスムーズに行った、助かった、という場面がたくさんあったのではないでしょうか。
ファストフードにも感謝しつつ、これからのダイエットを楽しんで、健康で豊かな生活を送っていけると良いですね!
でもその分、お子さんのこだわりと真正面からぶつかり合うことになり、盛大なバトルが外出する度に展開されていただろうと思います。
こだわりの渦中で、お子さんとぶつかってエネルギーを使うか。今、ダイエットにエネルギーを使うか。
健康のことだけを考えれば前者の方が良かったのかもしれませんが、そんなに簡単に割り切れるものではありませんよね。
その当時はファストフードの力を借りたおかげでスムーズに行った、助かった、という場面がたくさんあったのではないでしょうか。
ファストフードにも感謝しつつ、これからのダイエットを楽しんで、健康で豊かな生活を送っていけると良いですね!
過去にとらわれず、ご家庭ごとのステップで。
大切なのは、過去の出来事を相手のせいにして責めたり、自分のせいにして後悔したりすることではなく、過去を踏まえて、より良い未来に向けて明るく進んでいくことだと思っています。
そんなまなざしを持っていれば、過去の出来事は全て、明るい未来に向かうためのステップになります。
こちらのご家族にとっても、将来、「結局、これで良かったんだ!」と思える日が、きっと来ることでしょう。陰ながら、私も応援しています。
そんなまなざしを持っていれば、過去の出来事は全て、明るい未来に向かうためのステップになります。
こちらのご家族にとっても、将来、「結局、これで良かったんだ!」と思える日が、きっと来ることでしょう。陰ながら、私も応援しています。