娘から自発語が出た!私が実践している言葉を促す接し方の工夫

ライター:smile☻
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視覚支援を行うことで言葉の理解が増えた娘。以前より指示は通るようになりましたが、娘は要求を言葉にしません。そこで発語を増やす工夫をしました。

なかなか要求が言えない娘

娘はしてほしいことや、ほしいものがあると私の腕を引っ張り、目的の場所まで連れて行きます。なかなか自分の要求を言葉にするのが難しいようでした。

私や夫には娘がどうしてほしいのか理解できても、他の人と関わる時はそうはいかないと思い、娘の発語を増やしたいなと考えました。
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言葉を簡単に話せる私は「口で言った方が早いのに」って思うけど、娘にとっては難しい言葉を話すよりも人を動かして察してもらう方が楽なんだと思います。

クレーン現象(他人の手を引っ張り自分のしたいことをしてもらおうとする行動)は娘にとっては要求を伝える大事な手段で、それ自体を禁止してしまうのはよくないと私は思っています。

でも、そこで簡単に要求を叶えてしまうと、娘は楽な手段を使い続け、ずっと発語が出ないままだなぁと思ったのです。

発語を促すために、すぐには要求に応えない

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娘のほしいものをすぐに渡さないで、「バナナがほしいのね。ちょうだいって言うんだよ」って教えてから「バナナちょうだい」と娘の気持ちを代弁することにしました。

「バナナって言って?」と言い、最初は言えてなくても、「言おうとしてくれたね!」
一文字でも言えたら「今言えたね!すごいね!」なんて言って誉めます。

そうするようになってから、しばらくは泣かれました。「はいどうぞ」とすぐに渡せたなら私も娘も楽です。でも娘の為!と思ったら自然と毎日続けられました。

それからしばらくして娘に発語がぽつぽつ出始めました。
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ゆっくりですが、現在この方法で少しずつ言葉が増えてきていて、時々要求を言葉にしてくれます。

自発語が定着してきたら次は言葉かけを少し増やします。

声掛けを増やしてみる

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バナナだったら、「黄色いバナナだね」とか「バナナあったね」などです。
「ちょうだい」はまだ言えないので、「バナナちょうだいって言って?」と声かけをしてから与えています。

写真やイラストを見せて言葉を教えるのも一つの方法ですが、目で見て実物を触って匂いを感じることも大切だと私は思います。
子どもと同じものを一緒に食べて「○○おいしいね!」って言うのもいいと思います。

娘はこの方法で「まんまおいしい」と初めての二語文が出ました。

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