最終回となる今回は、
・プライベートパーツの基礎として、自分の体を知るためにどのようなことができるかについて、3つの内容をお伝えいたします。
① 自分の体タッチ
プライベートパーツを理解するまでに、身体部位にどのようなパーツがあるのかを知ることが大切です。
お家でできる活動としては、
鏡を見ながら「頭タッチ!」「おなかタッチ!」などを親子で一緒にして、からだの名前と場所のマッチングクイズで、楽しく知っている身体部位を増やすことができます。
また、他者を意識するために親子で「○○どこだ?」と、クイズ形式で意図的に他者のからだに触れる機会をつくってみてもいいかもしれませんね。
② ボディイメージを育む運動
プライベートパーツに関連して、トイレやお風呂などの時間も自分のからだを意識する時間になってきます。
トイレがまだ難しかったり、お風呂で自分の体を洗うのが難しい
というお子さまもいらっしゃると思います。
まずは、背中やお尻のボディイメージを育てるために、
・お尻歩きや背中歩きをしたり
・背中に書かれた文字や形を当てる
こうしたゲームが効果的です。
③ タオルごしごし体操
タオルをもって指定された場所をこすると、ボディイメージを育てることにつながります。
強弱をつけてどのくらいの強さが気持ちいのか試すことで、「気持ちよさ」を感じる体験にもなります。
また他者の背中をこする、他者から背中をこすられることで自分や他者の感じ方の違いの気づきにもなります。
実際のお風呂の場面でも楽しくやってみてもいいですね。
以上、3点お伝えさせていただきました。
性教育のはじめの一歩を踏み出して、自分や他人のからだ・いのちを考えることにつなげていけたらいいなと思います。
性教育のはじめの一歩④
コラム
23/04/23 18:12