皆さま、こんにちは!
LITALICOジュニア三宮教室です!
皆さまは「認知処理特性」という言葉をご存じですか?
「認知処理特性」は、外部から受け取った情報を整理/理解した後に出力する過程を言います。
種類は大きく分けて「同時処理」と「継次処理」の2つあります。
LITALICOジュニアでは、お子さまの「認知処理特性」に合わせた方法で
指示や提示をおこなっています。
今回は教材紹介第4弾ということで、認知処理特性の説明と合わせて、
三宮教室で大人気のハンバーガーの工作教材を紹介します。
●「同時処理」が得意なお子さま
「全体を把握してから細部を把握」するタイプのため、
道順を説明する際に地図を書くと、同時に様々な情報を把握することができます。
【提示方法】
①全体像を伝える/見せる
②関係性を分かりやすくする
③視覚的/運動的な手掛かりを出す
上記3点を踏まえて、ハンバーガーを作る際はまず、完成図(写真左)を提示した後に、
ハンバーガーの切るパーツを渡し、切る、貼る作業を伝えます。
●「継次処理」が得意なお子さま
「一つずつ順を追って考えるのが得意」なタイプのため、
道順を説明する際に「この道をまっすぐ進み、右に曲がって……」というように、
順を追って説明すると、情報を把握することができます。
【提示方法】
①ステップを踏んで伝える
②順序を分かりやすく提示する
③聴覚的/言語的な手掛かりを出す
上記3点を踏まえて、ハンバーガーを作る際は手順書(写真右)を見せた後に、
作り方の順に沿って一緒に作り方を確認します。
あなたのお子さまは「同時処理」タイプですか?
それとも「継次処理」タイプですか?
お子さまの得意な処理方法を活かし、提示方法を工夫することによって、
工作や学習に対するやる気が出たり、
楽しいという気持ちが芽生える機会が増えるかもしれません。
ハンバーガー教材を参考に、ご家庭でも、
お子さまの特性に合った教材を作ってみてはいかがでしょうか?
【教材紹介第4弾】楽しくわかりやすく工作を作ろう!
教室の毎日
19/09/11 08:32