こんにちは。LITALICOジュニア三宮教室です。
まだまだ冷え込む日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
LITALICOジュニアでは、保護者さまから「微細が苦手です」というご相談を受けることがよくあります。
今回は微細運動の中から『はさみ』について、「教室で実施していることは?」「お家でできることは?」などの質問にお答えしていきます!
はさみは、複雑な両手動作を必要とする活動のため、お子さまにとってハードルの高い課題になっています。
苦手さには、『そもそも姿勢保持が難しい』『両手動作の苦手さがある』『感覚を感じ取るのが難しい(切りすぎたり、切れなかったりする)』『物を見る力が弱い』など様々な原因が考えられますね!
三宮教室では、どのような点ではさみ動作が難しいのかを検討し、お子さまに合った活動を実施しています。
姿勢保持が難しいお子さまに対しては、いきなりはさみの活動を取り入れるのではなくまずは粗大遊びをたくさん取り入れています。
両手動作が難しいお子さまに対しては、両手を交互に動かす遊び(例:綱を引き寄せる・太鼓を交互に叩く)や、左右それぞれに違う動きをする遊び(例:コイン通し・折り紙・紙をちぎる)などの遊びも取り入れています。
このように、はさみが苦手なお子さまにはさみを使った課題を提示するだけでなく、他の遊びを通して微細運動全体のスキル向上を目指して支援を行っています。
また、はさみを持つようになってはじめのうちは、必ず大人が付き添い、
●両手動作が難しい場合には紙を持つ補助を大人が行い、切ることを楽しめるように支援する
●失敗経験にならないよう、簡単な直線1回切りから行う
などスモールステップで進めながら、扱い方を含め『はさみを安全に使用する方法』を伝えていくことも大切ですね。
お家では、楽しみながらはさみを使って工作をしたり、両手をたくさん使う遊び(例:折り紙、手遊び、楽器遊び、粘土遊びなど)を取り入れてみてもいいですね♪
◆2023年度 ご利用者さま募集!
LITALICOジュニア三宮教室では、2023年3月からのご利用者さまを募集しています。
興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
はさみが苦手なお子さまへの支援って?
教室の毎日
24/03/04 09:11