みなさんこんにちは!
LITALICOジュニア西日暮里教室です。
指導では、工作や物を操作する活動など多くの場面で手を使用します。その際、道具を操作するのが難しかったり、物をしっかり持つことが難しいお子さまもいらっしゃいます。
ご家庭でも、手の操作が少しぎこちないな?不器用だな?と思う場面はありませんか?
本日は「手のアーチ」についてご紹介します!
「手のアーチ」とは、ちょうどボールや筒、コップなどを握っている時の手をイメージしてみてください。親指とその他の指が対立して向き合い、手のひらが凹になっているかと思います。この「アーチ」と呼ばれる形が上手く作れないことで、不器用になってしまうことがあります。
手のアーチを利用することで、摘まむ、握る、掴む、持つなどの運動が可能になります。なので、もしお子さまが不器用かもしれないと感じた際は、手のひらを凹の形に作ることが出来るのか、親指をしっかり他の指と対立して向き合うことが出来るのか、お子さまの手を見てみてください。
「手のアーチ」が形成されない要因としては、うつ伏せやぶら下がる動きが少ないことなどがあげられます。なので、掌をしっかり使ってあげましょう!つまんだり、すくったりする動きを多く取り入れることで「手のアーチ」の形成を促してくれます。
ここでワンポイント!
お風呂場で水をすくって遊んだり、砂遊びで砂をすくう遊びがおすすめです!何か宝物を隠して掘り起こしたりしてすくう動作に繋げても楽しそうですね!練習と聞くとやる気をなくしてしまうお子さまでも、遊びの中で楽しみながら取り入れられるといいですね!
手の操作について気になる点ございましたら、お気軽にお尋ねください!就学が近づくと鉛筆の持ち方なんかも気になりますよね!握りについてはまたご紹介したいと思いますので、お楽しみに!!
手のアーチについて
教室の毎日
22/11/29 14:52