こんにちは 夢門塾戸塚原宿です！

今回はSST【気持ちの木】の紹介となります。
今回はふわふわ言葉とチクチク言葉について、みんなで考えてみました。

ふわふわ言葉とは「楽しい」「嬉しい」などプラスとなる言葉です。
例えば「楽しい」をテーマにすると、自分ならどのような場面で楽しいと感じるか、
自分はどんなことが楽しいか、を考えます。
反対にチクチク言葉とは「いやだ」「うざい」などマイナスとなる言葉です。
ふわふわ言葉と同様にまず自分ならどのような場面でそう感じるか、
そしてとっさに出てしまうときにも、どのような言葉なら相手が傷付かないかをみんなで考えます。

楽しい、嬉しい、悲しい…言葉には色々な意味があり、色々な場面が想像できます。
テーマに沿って1人ひとり気持ちのツリーに記入をしてもらいました。

プラスの言葉の時はどの子も想像がしやすいように感じました。
例えば「すごい」だと…
★テストで100点が取れてすごい
★挨拶がしっかり出来てすごい
★景色が綺麗ですごい　等々
他にもたくさんあがりました。

マイナスの言葉だと「う～ん」と頭を抱え悩んでしまう姿も見られました。
「いやだ」をテーマにした時は、
★ゲームで負けていやだ
★友達に悪口を言われていやだ
★夜ご飯で嫌いなものが出ていやだ
みんな1つ書き出すと「あ、そうだ！！」というように次々と浮かんできているような印象を受けました。

言葉は不思議なもので、たった一言で相手を嬉しくさせたり安心させることもあれば、反対に悲しませたり不安にさせることもあります。
大切なのは言葉を選ぶ力です。
自分が選ぶ言葉次第で相手の気持ちが変わるということを理解し、
適切な言葉を選ぶ力を身に付けられるようになってほしいという目的で今回のSSTを行いました。

ちくちく言葉の回では、身を守るために「うざい」など乱暴な言い回しになってしまう例を挙げ、どんな言葉なら相手を傷つけずにできるか言い直しを考えてもらいました。

「うざい」の回では「やめてください」「○○が嫌だから止めて」など、具体的な言葉を出してくれました。
すぐには答えを出せないかな？と思っていたのですが、皆すぐにはっきりと挙げてくれました。
悩んでいた様子のお友達も、他のお友達の発表を聞いて「なるほど！」と理解された様子でした。

今後も機会が合ったらコミュニケーション能力や言葉を考える活動を入れていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。