自由遊びで人気の活動のひとつに、ペーパークラフトがあります。
お子さんたちは、電車や車、アニメキャラクターや武器など、
それぞれ好きなものを選んでプリントして、日々熱心に作っています。
ペーパークラフト作りには、ハサミで切る・線に合わせて折る・のりを塗る・貼り付ける等さまざまな工程があります。
楽しみながら手先が器用になる、すてきな活動なんです!
今年入ったばかりの小学一年生のお子さん。
大好きな車のペーパークラフトに興味津々でたくさんプリントするものの、難しくてなかなか手が出せませんでした。
「むずかしすぎる、こんなんできない」
「先生がやって」
最初はスタッフにお願いして全部作ってもらっていました。
特に、ハサミで切ることに自信がなく、自分では持ちたがりません。
少しでも一緒にできるといいなと思い、のりを塗って貼るところを担当してもらったり、
切る場所にわかりやすく線を引いたり、パーツごとに大きく分けて直線を切ってもらったり。
ひとつできるたび、「いいね!できたね!まっすぐ切れてるじゃん!」と声をかけると、
「できてない、むずい」と言いながらもニヤリ。
スモールステップで進めていたある日・・・。
「ここ、切っておく」
そう言って、自分から余白の部分を切ってくれるようになりました!
そして次は、小さな小さなサイドミラーまで、自分で慎重に切っていました!
一人で完成させるまでにはまだ時間がかかりそうですが、
ハサミで切ることへの抵抗はかなり薄くなり、自信がついたようです。
自分で切ったサイドミラーを貼って車が完成すると「夢門塾は100点!」と言ってくれました(^^♪
支援をしていると「こんなにスモールステップだったら、いつ目標に到達するかわからない」と思ってしまうこともありますが、
ある日突然「こんなことも出来るようになっている!」と驚くこともよくあります。
お子さんたちは体の中にじっくり、じっくり、パワーをためていて、ふとしたきっかけで大きく開花する日が来るのでしょうか。
無限の可能性があるお子さんの中に、自信というパワーをたくさん注いで、大きく花開くお手伝いができたらいいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ペーパークラフト練習中♪
教室の毎日
20/11/19 11:26