【夢門塾白楽】
お問い合わせ・ご見学=☎045-488-5666
ある日の自由遊び、プラレールを一人で始めたお子さん。
楕円形にレールを敷いて、列車を走らせます。
プラレールは単線なので、
たくさんの列車を同時に走らせようとすると、
基本的には同じ方向へ向かう列車を増やすことになり、
双方向から列車は走らせることができません。
今日プラレールで遊んだお子さんは、
そこを工夫して、離合するための「交換施設」を2ケ所に設け、
全く手を触れずに、いつまでも2編成の列車が行き違う配線を組み上げました。
何回かはその計画通り、離合できたのですが、車両のモーターの特性や、
電池の消耗具合によって、だんだんと危なくなってきて、
ついには、側面衝突・脱線転覆してしまいました。
「絶対に可能だと思っていたけど、その通りにはならなかった」
「頭の中では理解できるし、状況を見ていれば仕方ない事」
「誰のせいでもない」
そんな一般的には一般的
(「一般的」が「一般的」ではないこともありますが。)
と思える事でも、個々の特性によっては、
「怒り」や「許せない」事に思えてしまうものです。
白楽教室の活動では、「勝ち・負け」「一番・最後」など、
特性により苦手なことも嫌なことも、最大限の配慮はしますが、
「目の前の事実」「経験の中の一つ」として、避けたり逃げたりしません。
きちんとしたフォロー体制が整っている環境下で、
小さなうちからそういった「自分にとって不愉快な」
「都合の悪い事象」を体験することによって、
卒業してから「そんなことは気にならないよ」と言えることが、
一つでも二つでも増えればいいな、と思っています。
この教室の中でたくさん練習して、成功して、
失敗して、泣いて、落ち着いて、笑って。
日々成長していみんなの背中を、あたたかく見守っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【夢門塾白楽】 お問い合わせ・ご見学
☎045-488-5666
「ブログを見て」と、管理者宛てにお電話ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後までお読みくださいさいまして、ありがとうございます。
いとう
上手にすれ違いできる 「はず」
教室の毎日
21/09/29 12:32