【夢門塾白楽】
お問い合わせ・ご見学=☎045-488-5666
白楽教室では、善い行いや自力で頑張った結果できたときには、
「しっかりと認めて、ほめる」という取り組みを、
職員で話し合って、自主的に行っています。
よく、研修会などで「ほめられて伸びるなんて嘘ですよ~」なんて、
声高に話している先生をよく見かけますが、、、??そうなの?
「なんでもかんでも」ほめればよいわけではありませんし、
逆に、「厳しくして伸びる」というお子さんもいると思います。
相反する指導法ですが、目標設定や内容、
お子さんの特性で、どちらかを選べばよいと思います。
できないことに対して「できないね」「なんでできないの?」とか、
「あんたはばかだね」なんて、つい言ってしまっていませんか??
自閉傾向や知的・学習に少し困難さを持っているお子さんたち全般的に、
「言葉を額面通りに受け取る」傾向があることはご存じのとおり。
「できないね」の裏側を読み取って、「頑張ろう」という気持ちになるお子さんは、
コミュニケーションの困難さを抱えているお子さんの中には、
少ないように感じています。
「できないね」と言われて、できるようになるのであれば有効な声掛けですが、
「できないね」と言われても、できないことができるようには、永遠になりません。
「できないね」は、親や指導する側の気持ちの吐露としてしか受け止められず、
お子さんにとって全く意味のない、いやな気持を抱く声掛けです。
こういう時には、「こうやってみるとできるかも!」と、
一緒になって課題を乗り越え、
「また練習してみようね」と繰り返すことを促しながら、
できるようになったら、「すごいね、頑張ったね、できるようになったね」と、
声掛けして、「次につながる」良い声掛けをしましょう。
無言でたたいたり、怒りながらたたくなんて、最悪な結果です。
そもそも、「どうしてたたかれているか」がわからないし、
「たたかれた」という記憶しか残らない。
「曲がった釘を金槌でたたく」ような、
物理的に、物体を打撃によって修正する時には、最適なのですが、
人の「気持ち」は「たたく」ことで修正されません。
叩かれることが怖い・痛いからやめただけで、
根本的な理解をして、その行動をやめたわけではないからです。
もちろん体罰・虐待になるので、現在は行われない方法ですし、
教室でもそのような指導法・療育は一切行っていません。
この瞬間のこの声掛けが、その次の行動にどう反映されてくるかを想像しながら、
たくさんのお子さん一人一人に合わせた声の掛け方を瞬時に判断し、
「様々なことに自信を持って取り組む力」を育んでいきたいと思います。
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最後までお読みくださいさいまして、ありがとうございます。
いとう
ほめられてうれしい
教室の毎日
22/03/02 12:28