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個別支援計画を作成する。

教室の毎日
【夢門塾白楽】
お問い合わせ・ご見学=☎045-488-5666

4月・5月と、新年度の始まりで、
新入生の受け入れや面談期間と、支援計画の更新で、
ブログ更新が少し滞り気味になってしまいました。ゴメンナサイ。

面談の後半が始まり、今週は3組のご家族様、
来週は4組、再来週は2組と、今月で9組。
各1時間前後、ゆっくりとお話をお伺いしています。

支援計画の更新も順次行っていて、4月分の更新はすべて完了しました。
ご協力くださいましてありがとうございます。

個別支援計画を作るのは、
「児童発達支援管理責任者(児発管)」の仕事。
児発管の要件を、わたしの場合、
国家資格を取得して5年以上従事し、
相談支援業務または直接支援業務の経験の通算が3年以上に該当し、
相談支援従事者初任者研修と
サービス管理責任者等研修を受けることで、満たしました。
そのあと、5年ごとの更新研修を1度受講しています。

どのように支援計画を作成するのかと申しますと、主には、
・教室での日々の様子を観察
・おうちや学校でのご様子をご家族よりお聞きする(モニタリング)
・学校の先生からの情報
・職員間でのミーティング
(個別支援会議やケース会議、ケアカンファレンス略してケアカンなどと言います。)
・相談支援が入っているお子様は、相談支援員さんからの情報
・他事業所をご利用のお子様は、その事業所からの情報

を基にして、各々に合った計画を作成します。

と、ここまでは教科書に載っている内容。


実際に計画の文面を作成するときには、
パソコンの画面に向かいながら、
頭の中を「そのお子さんの事でいっぱい」にします。

わたしと関わっている時の姿や表情、
他職員とお話している場面、
お友達同士で遊んでいる場面、
良い事があって、職員から褒められているところ、
逆に、何かしでかしてしまって、注意を受けているときのやりとりや表情。

外出先で展示物を目の当たりにして目を光らせて輝いている様子、
送迎車内でどんなお話をしたか、
他のお子さんと関わらないで一人で過ごしているときの様子、
お送りした時、「ただいま!!たのしかったよ!!」といいながら、
お母さんに飛びついて喜んでいる様子、
ちょっと悪い言葉を発して、「しっしっし~」と笑っている姿、
公園でお友達とのびのび遊んでいる笑顔、
お勉強タイムで集中して取り組んでいる姿、
思い通りにいかず、苦戦して涙を流している様子、
「今日の給食は嫌いなものばっかりで最低だった、おなかがすいたよ」と、
愚痴を漏らしながらも、取り乱すことのない落ち着き様、
学校お迎えで「今日はこんなことがあったよ」と、
楽しそうに話をしてくれる様子、、、

書き始めたらきりがないほどの、たくさんの出来事を、
ひとり回想し、そのお子さんの事で脳内を溢れさせながら、
課題を丁寧に洗い出し、しかも、クリアできる内容を立案します。

クリアできそうもないような、高い目標設定をする児発管もいますが、
わたしは、日々の生活ですでにできていることを、
「自信をもって確実にできるように」していく内容を提案することが多いです。

高すぎる内容を提示して、「できなかったね、もっとがんばりましょう」なんて、
本人がいつまで頑張ればいいかわからないようなことは、
計画に盛り込みたくありません。

自然な形で、いつの間にか達成できるようになったお子さんの成長を、
一緒に喜び合いたい。
そんな気持ちで個別支援計画書を作成します。

お陰様で高齢障害児者通し、支援計画作成担当歴15年を超えますが、
ご提示させていただいた計画書に対する変更等のご意見を頂いたのは1回。
ほとんどの皆さまが、計画書の内容に、
「うちの子のことをよく考えてくださってありがとうございます」とおっしゃりながら、
一発サインをくださります。

日々の様子観察と、職員間でのミーティングの積み重ね、
他機関との連携等々から編み出した計画書、
作成した甲斐があったと、最高に嬉しい瞬間です。

支援計画や面談は、そのお子さんの強みを引き出しながら、
これから大きくなって社会に出た時に困らないように、
社会に適応できる力をつけていくための重要なもの。

ご家族、学校、他機関とは違う視点から、
さもすると見過ごされてしまいそうな小さな課題を見つけ出し、
計画書に盛り込むことで、「生きるための力」を育む為の一助になればと思います。

わたしたち白楽教室の職員は、
いつまでも、お子さんとご家族の見方であり続けます。

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最後までご覧下さいまして、ありがとうございます。
いとう

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