こんにちは!
バンブーハット折之口です。
今回は、先日行った集団レク『マッチングゲーム』についてご紹介します。
↓この絵カードを使います。
・・・ちなみに、この絵カードは、バンブーハット折之口在籍の高校生Mさんが制作してくれています(*^-^*)
このゲームは
職員が『〇〇なものを○○個持って来て下さい。』と声掛けをして、それに『一致する』絵カードを持ってくるというもの。
例えば、「黄色い果物を2つ持って来てください」のような感じです・・・。
このような声掛けで、子ども達は、『言葉』と一致する「色」・「形」・「物」の絵カードを探して、更に言われた通りの「毎数」を持ってきます。
『言葉』と、「色」や「形」や「物」や「数」を一致させるのがこのゲームの狙い。
この『一致させること』は、私達が生きていく上でとても大切な能力。
「みどり」「やさい」「3(さん)」と発音できることも大切なことなのですが、それだけでなく、それらの言葉と実際の物事を結びつけて
『同じである』と理解することが必要になります。
そうすることで始めて、日常生活で自分が必要なものを相手に伝えたり、相手が必要としているものを理解できたりします。
『一致させること』がコミニュケーションの基本なんですね。
実際にどれだけ多くの言葉と物事を一致させているかは、お子さんによって様々です。
今回のゲームで言えば、『言葉』と「色」「形」「物」「数」すべてを一致させることができる子もいれば、
「色・形」は一致させているけど、「数」はまだよくわからないお子さんもいますし、
「色・形・数」は分かっていても、野菜と果物を区別していない(物を分類できない)お子さんもいます。
例えば、
『緑色の野菜を3つ持って来て下さい』と言って、選べる子もいれば、選べない子もいます。
そこで今回は、
・ブロッコリーとかぼちゃときゅうり持って来て下さい。
・赤くて丸いものを持って来て下さい。
・黄色でつぶつぶがたくさんあるもの持って来て下さい。
などとお子さん1人1人に合わせて、課題を変えながら行いました。
そして、一番大切なのが、絵カードを持ってきてくれた時に
・「さんらんぼ」持って来てくれてありがとう!
・「とうもろこし」、正解!すごいね!
・全部持って来れたね!えらいね!
などと『褒めてあげる』ことです。
何かをやった後、褒めてもらえると、嬉しいですし、なにより、
『次もまたやろう』
という気持ちになるんですね。
これが、行動を継続させたり、増やしたりする秘訣なんです。
バンブーハットでは、褒めて子ども達の望ましい『行動』が増えるように支援しています。
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マッチングゲーム
教室の毎日
21/03/02 18:57