こんにちは!バンブーハット折之口です(^^)/
今年もあとわずかとなりました。
クリスマス🎄と冬休み⛄まであともう少し!この時期は子どもも大人も自然とウキウキしてしまいますね♪
バンブーハット折之口では、12/20~12/25を「クリスマス週間」としてみんなでクリスマスを楽しむ予定です。その為にいろいろな企画を立て、今は着々と準備を進めております。
その中から、今回はクリスマスカード作りについてご紹介したいと思います。実はこのカード、開くと「あるもの」が飛び出す仕組みになっているのです✨
作成に必要な工程は次の通りです。
1.台紙にハサミで切り込みを入れる
2.紙にメッセージを書く
3.2でメッセージを書いた紙をのりで台紙に貼り付ける
4.サンタクロースをかたどった紙を台紙にのりで貼り付ける
5.クリスマスツリーの幹として茶色の紙を台紙の所定の位置にのりで貼る
6.クリスマスツリーのモミの木の葉っぱとして緑の紙を台紙の所定の位置にのりで貼る
7.モミの木に丸いシールと星形の紙を貼り付ける
8.吹き出し型の紙を台紙に貼り付ける
9.自分の顔が印刷された紙をサンタさんの顔の位置に貼る
10.台紙を一回り大きい赤い画用紙に貼る
11.台紙に穴あけパンチで穴をあける
12.11で開けた穴にリボンを通す
13. リボン結びをする
→→完成!!
工程が多い!と思われる方もいますよね。作業の種類も「手順書を見る」「切る」「字を書く」「塗る」「貼る」「穴あけパンチをプレスする」「リボンを通す」「リボンを結ぶ」と8つもあるのです!
複雑な仕組みのカードですが、一人一人が来所のたびに工程を分解して解説した指示書を見ながら少しずつ取り組みました。
自分のペースでこつこつと作業を進めた結果、どれもとても上手に仕上がりましたよ!素敵なカードが完成したのを見て歓声を上げる子が続出(^^)
ただし、クリスマスカードは当社が運営するデイリゾートMOMOYAバリのご利用者様へのサプライズのプレゼントとして作成しているので、実際にお渡しできるその日までは仕上がり画像は載せられませんことをお許しくださいm(__)m
今回このクリスマスカードを作るにあたってねらいとしたことは、手指を使った微細な動きの訓練とお友達と道具の貸し借りをするスキルを育てることの二つ。そのために環境の設定をしました。どんな環境かというと、「作業する際に二人一組でペアを組み、あえてのりとハサミは二人に一つだけ用意されている」というものです。
そして、事前にプロンプト(=行動のヒントになる促し)として
「貸して」と言われたら、「いいよ」
→貸してもらったら、「ありがとう」
「貸して」と言われて自分が使用中だったら→「ちょっと待っててね」
自分が使い終わったら「どうぞ」→「ありがとう」
といった言葉の使い方を、まずは指導員がやって見せ、その使い方を練習した上でスタート。
作業を進めるためには相手と言葉でのやり取りが必要となり、工作の過程で「奪い合いやケンカをしなくても、頼んだり待ってもらったりしながら作業を進めることができた」という経験を積める場を作りました。さらに、言葉を使って上手に貸し借りを行うことができるたびに褒めてあげることによって、適切な行動が強化されるよう支援しています。
言葉を使ったコミュニケーションや他者を待ってあげられることが行動のレパートリーとして定着すること、これは言い換えると「他者との関係を良好に保つスキル」が身につくことでもあります。ご家庭や学校そして地域において適切な人間関係を築き、より良く暮らすうえでの大切なスキルを伸ばすことを目的として、今後も継続してこのような取り組みを行っていく予定です。
言葉でのコミュニケーションが難しいお子さんには、そのお子さんの得意な動作を取り入れたお仕事を用意して工程の一部を担当してもらっています。例えば、日頃から机上課題として紐通しをしているお子さんにはリボン通しをお願いしたり、握力の強いお子さんには道具を使って穴を開ける作業をしてもらいました。この作業の中でもなるべく、指導員のお手伝いを少なく出来るようにしてお子さんが使いやすい道具を個別に用意しています。こうした工夫をすることにより、全てのお子さんが参加できることを目指して活動しております。
さて、次回は🎄クリスマス企画🎅の続報をお届けしますよ。お楽しみに!
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折之口クリスマス週間①
教室の毎日
22/01/22 17:57