こんにちは。
閲覧頂きありがとうございます。
総合発達支援デイサービスきぼう印西では、児童発達支援デイサービス(2歳~未就学児)放課後等デイサービス(小学校入学~)の事業を行っております。
また、臨床美術士と作業療法士による個別プログラムも実施しております。
月曜日から土曜日まで営業をしており、ご自宅、保育園、学校への送迎も行っております。
ご興味がございましたら、ぜひ、見学にいらしてください。大歓迎です!
下記、担当まで、ご連絡をお願いいたします。
〒270-1327 千葉県印西市大森2454-8アーバンハイツ1階
電話番号0476-50-5001
e-mail kibou‐inzai@d-cares.com
担当:安藤
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いよいよ今年も印西市が主催するアートフェス(オンライン作品展)が始まりました。
昨今の事情でここ数年はオンライン上での作品発表がメインとなりましたが
毎年、市内の多くの福祉関係の事業所や学校が参加する一大イベントです。
きぼう印西でも、こちらのブログで4回に分けてシリーズでお届けします!
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シリーズ最後となる第四回目は、臨床美術クラスの作品をご紹介します。
この文章を書いている私が担当するクラスです。
きぼう印西では2022年から、希望者に臨床美術士による
個別のアートセラピー「みつばちクラス」を始めました。
「つくえのじかん」とはまたひと味違う、
1時間の臨床美術ワークショップです。
子どもたちは臨床美術士と共にプログラムを進めながら、
ひとつの作品を作り上げていきます。
普段使う機会のないベニヤ板や墨汁、食用色素を使った絵の具など
画材や使用する素材も様々。
初めてのお子さんでも無理なく興味が魅かれるような内容を心がけています。
臨床美術士の役割は、いわば道案内。
表現の最初の扉を一緒に開けるきっかけを作ります。
そこからは、その子自身の「手」と「想い」で表現していく過程を手伝い、見守ります。
時に声をかけて、今どんな気持ちでその色を選んだのか、
そこにあるストーリーはどんなものなのかも尋ねたりします。
質問に対する問いを考えたり、答えたりするうちに
さらに一段、自分のしたい表現が深まることもあります。
そこまでいければ、完成時の本人の満足度はとても高くなり
自分への自信にもつながります。
大切なのは自分の内側の声に集中して耳を傾けること。
臨床美術士はそのための伴走者に他なりません。
完成した作品は最後に「鑑賞会」をします。
この時に作品の感想を伝えるのですが、
本来美術の表現には
上手いも下手も、
成功も失敗もない
というのが臨床美術の考え方です。
だから単に「じょうずだね」という言葉ではなく
「この線がかっこよくて好き」と
具体的にいいと思ったところを伝えています。
作品だけでなく、創作中の姿勢についても
素敵だと思ったところはどんどん伝えます。
伝える時は、本気で、心をこめてまっすぐに!
嬉しいという気持ちのロウソクに、ぽっと小さい灯がともるような
そんな言葉で伝えられたらいいなと思っています。
(きぼう印西 臨床美術士 北岡)
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◎シリーズはこれで最終回です。ありがとうございました。
これからもきぼう印西のブログをどうぞお楽しみに!
令和5年度印西市アートフェス ~ 【4】みつばちクラス作品
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23/12/13 13:09