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苦手なことは苦手のままでええんちゃう?

教室の毎日
こんばんは。



先日、とある親御さまからこんなご相談を受けました。



「感覚過敏をどうにかさせたい」



首周りに過度な触覚過敏があり、衣服の生地が首に触れるのがどうにも気になる。Tシャツの首周りは首との接触を避けるため意図的にカットされ大胆なUネック。常に胸元がぱっくりと大きく開いているPくんのこと。



現在、小学校中学年。数年もすれば中学生ということもあり、学生服を着るためになんとかこの特性を克服?順応?緩和?させたいというのが親御さんの願い。



これまで首の後ろのタグが気になって仕方ないと言うのは時々聞くことがあって、そういう場合はタグを切ったり化繊素材を避けたりするなどの対応が考えられますが、首周り全体とくればどうしたものか。



Pくんのご自宅での様子や冬場はどうしているのかなど、親御さんにもう少しヒヤリングさせて頂いたのち対応を考えてみたいと思います。



ただ、私の率直な意見を申し上げますと、克服?順応?緩和?どれもしっくりきません。



「苦手なもんは仕方ないから無理しなくてもいいよ」って言いたい。だって、大人だって苦手なもののひとつやふたつ、いや30くらいは普通にあるから。



私はセロリが苦手、お金の計算が苦手、人前で話すのが苦手、字を書くのが苦手、運転が苦手、スケジュールを立てて物ごとを進めるのが苦手、皿洗いが苦手というか嫌い、、、と数え出したらきりがない。



苦手だからできればやりたくないし逃げたい。何故かと言うとストレスが溜まるから。ストレスが溜まると人に当たってケンカになるしいいことなんてこれっぽっちもない。



大人でさえ苦手なことは逃げたいと思うしストレスが溜まる。それは子どもだって同じ。



別に人に迷惑をかけているわけではないので、苦手は苦手のままで良いと私は思います。それもまた個性だと思いますし。



話を戻すと、私的にはPくんの触覚過敏は頑張って克服なんてしなくていいのでは、と思います。それよりも何よりも考えるべきは周囲の理解を得られるかどうかではないでしょうか。



学校側にPくんの特性を理解してもらった上で、学生服を着なくてもいい環境を整えてあげること。そういうところに時間を割く方がよほど健康的だと思いますし、ストレスも溜まらない。そうした優しい社会であって欲しいです。



あ、そもそもPくんが学生服を着たい、親御さんがどうしても着せたいっていうなら話は別か。。。そこ、今度確認しておこう。

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