児童発達支援事業所

ジュニアスクール虹の橋フレンズ港教室のブログ一覧

  • 問い合わせ受付中
  • 送迎あり
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-3187-6165
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
施設ブログのアイコン

ブログ一覧

(367件)

「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない真意

子どもへの声掛けってすごく重要だと思っていて。 何気なく掛けた一言が、その子をやる気にさせたり、反対に落ち込ませたりすることもある。 あれは忘れもしない私が小4の頃。授業中に担任の先生に何かの問いに対して指され、私は分からず答えられずにいました。 するとその担任はクラス全員の前で「〇〇くん(私の名前)の今考えていることが分かる人」と言い放ち、あろうことかクラスの子は次々と手を挙げて私の気持ちを代弁していきました。中には私と仲の良い子もいて、心の中で「裏切り者!」と罵ったのは言うまでもありません。 「違う、違う、そうじゃない」めちゃくちゃ恥ずかしいやら何やら自尊心はもうズタズタで、死んでしまいたい気持ちになったのを覚えています。 あの時の担任の声掛けは、小4の児童からしたらある意味「暴力」で、絶対にやっちゃいけないことだと思います。その後の人生にこんなにもダメージを受けるとは思ってもみませんでした。想像力がなさすぎる。 だからこそ、子どもに対しては丁寧に言葉を選ぶべきだと思います。 年齢、性格、障がい特性などを考慮し、場面場面に合わせて声掛け。これがなかなかクリエイティブで、まだまだ勉強不足だなと感じることがあります。 そんな中、出合ったこの本。タイトルは【「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない】 著者は坪田信貴さん。映画化もされて大ベストセラーとなった「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学現役合格した話」の著者でもあります。 この本で坪田さんは子どもの成長に繋がる前向きな声掛けを具体的に提唱しています。 本のタイトルにもなっている「人に迷惑をかけるなと言ってはいけない」もそのうちのひとつ。 多くの大人が子ども時代に「人様に迷惑はかけるな」と言われてきましたが、実はそうでないと。「人に迷惑をかけてはいけない」と思い込む最大のデメリットは、「人に助けを求められなくなる」ことだと。 悪いことをして人に迷惑をかけるのは論外として、人間生きていれば、誰かに何かしらの迷惑をかけている。ゴミはしょっちゅう出すし毎日うんちもする。時々熱も出すしコロナにも感染する。試合中、大事な場面でエラーすることもある。 私なんてつい最近、腰を痛めて同僚や保護者にお子さまの身体介助を手伝ってもらい、本来自分がやるはずの仕事なのに「迷惑」をかけている。でも痛いからそうせざるを得なくて、そうでもないと私自身が潰れてしまう。だから助けを求める訳で。それを嫌な顔せず助けてくれる人たちが周りにいるってことはとても恵まれているなと。 だから「人には迷惑をかけてもいい。その代わり、誰かが困っていたら助けてあげよう」がしっくりくるのかなと。人と人が助け合える世の中って、なんだか素敵な気がしませんか? そういう心の豊かさみたいなことを子どもたちに伝えられる支援者でありたいなと思います。

ジュニアスクール虹の橋フレンズ港教室/「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない真意
教室の毎日
22/12/26 23:19 公開

どうしても「VIP席」に座りたい子たちに掛けた言葉

ここ最近、試行錯誤していることがありまして。 何かと言うと、食事中の机の配置です。 ワンルームで運営しているデイサービスゆえにどうしても密を避けられない状況。食事中に至っても「少しくらい密になっちゃうけど仕方ないよね」という感覚だったのですが、この気持ちの緩みが仇となり、過去に何度か感染が広がってしまいました。 1つの机に数名が座りノーマスク状態での会食は感染のリスクが高いようで、今更ながら感染対策として各机の距離をとって密を避けようという訳です。 小学校のように一人1台机がある訳ではなく、大小様々な机を使ってその日の子どもたちの相性、障がい特性などを踏まえてベストな配置で座らせるので、毎回、頭を悩ませるのです。 こちらが意図したところにすんなり座ってくれればいいのですが、そんなのはごく稀で。毎度何かしら揉め事があってその度に職員が仲裁に入っていまして。で、先週も例に漏れず困ったことが起きまして。 密にならないよう感染予防の観点から距離をとって配置された机。4台をバランス良く配置したところで、仲良し女子コンビMちゃんとKちゃんが「どうしてもここがいい」と主張する席は、Sくん1人で座って欲しいと思っていた小さな机。 配置された場所は小上がりになっている少し特別感を味わえるスペースで、ミーハーな彼女たちからご指名を受けるのも分からなくもないいわば特等席。だからこれは想定内と言えば想定内で、周囲を見渡せる小上がりという立地柄、食事席としては最も特別感を味わえる席でした。 そんな「VIP席」に2人並んで座りたいと主張する彼女たち。気持ちは分かる、すごく分かる。私も食べるならここがいい。どうしよう??? う〜ん、でも今回は主旨が違う。あくまで感染対策として密を避けるため。事前の職員ミーティングであれこれとシミュレーションした結果、ここにSくんを単独で座らせるのが最も密を避けられる配置だったはず。でも、ちょっとくらいわがまま聞いてあげてもいいかな??? しばし様々な思いがよぎりましたが、彼女たちには毅然としたら態度で「ここで食べたい気持ちはすごく分かるよ。小上がりだから特別感があっていいよね。でも、これは君たちをコロナに感染させないために、職員さんが一生懸命考えた机の配置なんだ。君たちがコロナになったら苦しむのは君たちだし、そうなるとママやパパも悲しむ。ここに居る職員さんも全員悲しむ。だから、考えてみてほしい」と思い切って伝えました。 するとそれまで頑なに席の移動を拒んでいた彼女たちでしたが、しばし考え込んでから、スッと席を移動してくれました。これには涙が出そうになりました。 頭ごなしに「ここはSくんの席なの!君たちはこっち!ためなものはだめ!」と圧力をかけて移動させることもできたと思います。でも、それは絶対にしたくなかった。何故なら理由をきちんと説明すれば分かる子たちだから。だから分かりやすい言葉を心がけました。 なにはともあれ、早く平穏な日々を取り戻したいと思う今日この頃です。ん

ジュニアスクール虹の橋フレンズ港教室/どうしても「VIP席」に座りたい子たちに掛けた言葉
教室の毎日
22/12/19 23:15 公開

テントを介してルールを守ることの大切さを説く

デイルームのテントを新調しました。 このテントは視線や雑音の気になるお子さま、緊急時の着替え等の「スペース確保」を目的としています。気持ちの昂ぶったお子さまを落ち着かせるスペースとしても時々。 本来なら別室を使いたいところですが、いかんせん港教室は1ルームで運営している小さな事業所のため、別室を確保するのが難しい。そんな状況下で生まれたツールなんですね。 普段は畳んでしまってて、必要な時に展開するって感じ。あくまで「支援ツール」ですね。子どもたちのおもちゃではないです。 でも子どもからしたらデイルームにこんなのがあったら自然と入りたくなっちゃいますよね。秘密基地みたいでワクワクするし🤭 私は少年の頃、近所の空き地に友達と秘密基地を作って、そこで持ち寄ったお菓子を食べたり漫画を読むのが大好きな子どもでした。もちろん大人には内緒で。 その後、その秘密基地の場所が私有地であることが分かり、あえなく基地は解体されてしまった。私たちはルールを守っていなかったんですね。当時は訳が分からず悔しかったけど、今になって思えば当然ですね😅 話を戻すとこの秘密基地、もといこのテントは子どもたちのワクワクの対象ではあるけれども「支援ツール」のひとつで、おもちゃではない。 おもちゃにされると当然破損の恐れが出てくる訳で、必要な時に使えなくなる。これでは困ってしまうお子さまが出てきてしまう。 だから港教室のルールとしては「テントはおもちゃにしない。必要な時以外は使わない」ことにしました。 ルールを破れば困る人が出てくる。子どもたちにはそういうことを学んで欲しいなと思っています。自分がルールを破るということは、周りの人もルールを破っていいことになる。 いじめ、暴力、飲酒運転、窃盗、覚醒剤、こうした社会のルールを破ったら世の中はめちゃくちゃになる。そしてその先には大切な人をたくさん悲しませる運命が待っている。 ワクワクする気持ちは分からなくもないけど、テントはあくまで支援ツールのひとつ。「おもちゃにすると壊れて困っちゃう子が出てくるからそっとしておいてね」と、優しく声掛けできたらいいなと思います。 あ、もちろんピクニックとかにも使いますよ、本来の使い方ですから。その時は子どもたちにワクワクをたくさん味わわせてあげたいな😄

ジュニアスクール虹の橋フレンズ港教室/テントを介してルールを守ることの大切さを説く
教室の毎日
22/12/13 09:46 公開

下の子は上の子を見てお手本にしています

12月に入り、いよいよ冬が本気出してきたなと感じられる今日この頃。 朝晩は冷え込みますが、日中はまだまだ上着なしでもいけちゃう。ってことで、またまた公園へ繰り出してきました! 写真はAちゃん(5歳)。ブランコが大好きで、公園に着いた途端、ブランコめがけて一目散!ひとたび乗ると「後ろから押して」アピールの圧の強さたるや。。。 それから約20分、ブランコに揺れるAちゃん。風を感じながらとても気持ち良さそうにしていましたよ。 その後は幼児向けのコンビネーション遊具に移動し、階段登りからの滑り台。これがえらく気に入った様子で、5回も繰り返しました。 お次は小学生向けのコンビネーション遊具へ移動し、少し傾斜のある坂を登ろうとするAちゃん。すると、一緒に公園にきた小学2年生のKちゃんが優しく手を差し伸べ、「Aちゃん、こっちだよ」とナビゲートしてくれるではありませんか! なんとも微笑ましいこの光景を見守ること30秒。AちゃんはKちゃんのサポートでなんとか登ることができました。 下の子は上の子を見てお手本に、上の子は下の子のお世話をしようと心配りができる。どちらも自立に繋がる関わりができるこの環境は、幅広い年齢の子を受け入れている港教室ならではと改めて感じました。

ジュニアスクール虹の橋フレンズ港教室/下の子は上の子を見てお手本にしています
教室の毎日
22/12/05 11:20 公開
電話で聞く場合はこちら:050-3187-6165
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

24時間以内に
8人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-3187-6165

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。