日中はさほどでもないのですが、朝晩の冷え込みはだいぶ厳しくなってきましたね( ´∀｀)
秋をすっ飛ばして早くも冬がやってきそうです。

一日の中で気温差のある季節の変わり目は体調を崩しがちです。手洗い・うがいを徹底してどうか体調管理には十分気をつけて頂ければと思います。

さてさて。

港教室では先日こんな事案がありました。

「小学校高学年になるTくんが帰りの送迎車の乗せ込みの最中、下半身を露出」

その様子をたまたま目撃した職員がすぐに注意し、行為を辞めさせました。送迎車の中には他のお友達も乗っていました。保護者にはその日に電話で報告させて頂きました。

小学校高学年ともなれば、体つきも大人っぽくなり、性への興味も高まる時期。興奮してついつい露出したくなる気持ちは分からなくもない。

しかし、トイレの中で1人でこっそりやるならまだしも人前でやってしまったら当然ながらアウトな訳で。社会に出てこれをやってしまったら一発アウトです。

だからこそ、Tくんにはその分別を分かって欲しい。行為自体は悪くないけど、ここでやってはいけない。そのことを根気よく説明するしかないのかなと思っています。

しかし

「お友達のいる車内」はNG
「トイレで1人」はOK

この違いってなんなんでしょう。

人の目があるかないか？
見られているかどうか？
迷惑かけているかどうか？
閉鎖的な空間かどうか？
うんちできるところかどうか？
車の中がダメならデイルームはいいの？

Tくんからすれば、もしかすると違いがわからないかもしれません。そもそも違いが分かっていれば今回みたいにならなかったはず。

そもそも大人でも社会のルールを守れない人は山ほどいます。子どもたちに分かれ！と言ってもおいおい待てよ！って、僕は思います。

だからと言って守れなくてもいいよっていうことじゃなくて、そんな身勝手な大人にはなって欲しくないだけで。

子どもたちには失敗を繰り返しながら根気よく正しい方向へと導いてあげることが大切ではないでしょうか。

港教室では、Tくんのように下半身を露出する行為を目撃した時はこんな声かけをしています。

「大事なところだから隠しておこうね」

恥ずかしいから、警察に捕まっちゃうから、ママに怒られるから、等々の理由ではどうしてその行為がダメなのか本質的な理解ができません。

おちんちんは男性にとって精子を作る大事な部分だから、露出していると傷がついてしまうかもしれない。寒さで凍えてしまうかもしれない。だから大事なものは隠しておかないといけない。みんなパンツやズボンを履いているでしょ？

こんな風に促すことで、男性にとっておちんちんは大事な部分という認識を持ってもらいたいと思っています。大事な部分という認識が芽生えれば無闇に露出することはなくなるはず。

大事な部分という認識が芽生えれば、他人のものも悪戯に攻撃することもない。そんな風に僕は考えています。