こんばんは。
早朝、けたたましくスマホが鳴り響き、慌てて出ると電話口からは元気なさそうな母の声。
「4時50分、おばあちゃんが天国へと旅立ちました」
実家を離れ、入所型のデイサービスで暮らしていた祖母が90歳で亡くなったとのこと。
早朝、母からの電話はこれまで幾度となくあって、その度になんとなく祖母の訃報ではないかと想像していたのですが、そのまさかが遂にやってきてしまいました。
祖母とは随分長いこと会えていなくて、直近では娘の七五三の際、デイサービスにお邪魔させて頂いた時だからかれこれ2年も前のこと。
何年か前に母から「○○(僕の名前)に似たヘルパーさんを本当に○○(僕の名前)だと思ってるみたいで。お前にすごく会いたがっているみたいだよ」と言われたことがありました。
その時は軽く流してしまったけど、いま思うとすぐにでも会いに行ってあげれば良かったかなと少し後悔しています。
子どもの頃は、祖父(既に他界)、祖母、父、母、姉(既に他界)、妹、そして僕の家族7人で暮らしていて、食卓はいつも家族7人で囲んでいました。
それが当たり前だと思っていたけど、成長とともにそんな風景は徐々になくなり、気づけばもう二度と同じ食卓を囲むことはできません。
時の流れは残酷なまでに淡々としていて、少しも待ってはくれません。あともう何年かすれば父や母もこの世のからいなくなり、さらに何年かすれば僕や妻、いずれ娘もこの世からいなくなる。
当たり前のことなんだけど、まだそれを素直に受け入れる心の準備が僕には圧倒的に足りない。どうやら家族は永遠に続くものでもないらしい
どうやら家族は永遠に続くものでもないらしい
教室の毎日
20/06/26 10:40