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ブロックで遊べない意味を理解してもらうこと

教室の毎日
こんばんは。

昨日のミーティングでは、ブロック遊びについても話し合いました。

ブロックと言うのはレゴブロックのことで、港教室の人気NO.1おもちゃを指します。

実は人気ゆえに、しばし子ども同士の火種にもなってしまう諸刃のアイテムなのです(´д`|||)
職員が目を離すとすぐにブロックの取り合いが始まり、何度、仲裁に入ったことか。。。

そんな人気のレゴブロックをこよなく愛するRくんと、Fくんという2人の男子の攻防戦がここ最近、激しくヒートアップしてきたことに端を発し今回の議論と相成った訳です。

Rくんはこだわりが強く、レゴブロックに関して言えば職人レベル。各パーツの傷までも覚えているようで、全てのパーツが頭にインプットされているのです。特に「グリーンの3連」はRくんにとって最も重要なパーツで、自分のものという意識がとても強い。

しかし、Fくんからしてみればそんなこと知ったこっちゃない。みんなのブロックだから独占するのはおかしい。少しくらい貸してよ!

もっともな意見です。でも、頑固な職人さんにはその常識は通じる訳もなく、ソッコー取り合いになってしまうのです。

先日はそれがきっかけで激しくバトル。手こそ出ませんでしたが、激しく言い合い、興奮のあまり2人ともうっすらと目に涙を浮かべるほど。レゴにかける情熱は2人ともすさまじいぜ!

そんな状況を見かねて、次回は、一旦ブロックはお預けにしようということになりました。仲良く遊べていないからブロックはしまったよ、2人にはそう説明するつもりです。

どちらが悪いというものではなく、問題視したのは、2人ともブロックで遊びたいが為に「お友達への思いやりにかける」ところにあります。2人には、お友達のことを意識し、思いやりを育んで欲しい、職員の願いはこれに尽きるのです。

事前に火種を回避する方法はあります。例えば、2人が使うブロックをそれぞれ分けて提供する。そうすれば摩擦は生まない。これもひとつの方法だと思いますが、その場は良くても思いやりを育む機会をなくしたと考えると、それは2人の将来にとってとても不幸なことだと思います。

ブロックで遊べない意味を諭し、理解してもらうことで2人が少しでも成長してくれたらいいなと思います。

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