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先日、調理で「たまごサンド作り」を実施しました。
昼食として、たまごサンドとコンソメスープを自分たちで作るということで、お子様たちはほんとに出来るのかとちょっと疑心暗鬼でした。
今回の目的は、
(1)座って参加する。
(2)自分でたまごの殻をむく。
(3)片付けをする。
ということを挙げました。
工程は以下のようです。
たまごサンド
(1)ゆでたまごの殻をむく。
(2)フォークでつぶして、マヨネーズをかけて混ぜる。
(3)たまごをパンに塗り、サンドする。
コンソメスープ
(1)カップに具とコンソメスープを規定量入れる。
(2)お湯を注いでかき混ぜる。
(3)味見をする。
まずはゆでたまごの殻向きです。
職員が「小さな殻と薄皮が残っていると美味しくないので、全て綺麗にむくこと」「時々殻がとても向きにくい時があるから、もしうまくいかなくても気にしないこと」などの説明をしました。
たまごを机に打ち付けて殻を壊します。慣れているお子様もいましたが、大半のお子様は初めてのようでした。「もっと強くやっていいよ」と職員が声をかけると、徐々に力を入れて殻に亀裂を入れることが出来ました。
殻向きは苦戦するお子様もいましたが、指示通り気にすることなく丁寧にすべての殻を取り除いていました。
たまごをつぶす工程もはじめは遠慮がちでしたが、徐々にコツがつかめていったようで全てのお子様が細かいフレーク状に出来ました。
マヨネーズも様子を見ながら混ぜ、誰もこぼすことなく上手に行っていました。
たまごをパンに塗るとサンドイッチの完成が見えてきたのか、お子様の手つきが早くなってきたりうれしそうな笑顔が見られたりしました。
次はコンソメスープです。コンソメ顆粒を「スプーンに3つに分けた1つ分くらい」を上手にすくって入れました。
あまりに簡単に出来上がる為、拍子抜けのようでした。
出来上がると12時でした。お子様たちは、45分程集中して調理をしていました。
いただきますです。口に入れた瞬間「美味しい」という声が上がりました。
たまごサンドは見慣れたものだけど、自分で作れるものだと思っていなかったようで、お子様たちの顔に達成感が見られました。
残ったパンの耳は生クリームやチョコソースを付けて、”おやつ”のお替りで盛り上がりました。
床に落ちてしまった殻まで綺麗に片付けをしておしまいになりました。
自分で昼食を作る体験をお子様たちは楽しんでくれました。
身辺自立にむけた、達成感のもてる経験をこれからも提供していきたいです。
たまごサンド作り
教室の毎日
22/01/15 11:37