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【はぴねすスタディ柿生】いよかんマーマレードを作ろう!

教室の毎日
こんにちは!

3月に入ったからか、なんだか外が暖かくなってきたように感じます。
依然として風は冷たいのですが、それでも日が当たる場所はぽかぽかした陽気がみられるようになりました。
もう少しで春が訪れると思うと、わくわくした気持ちになってきますね。

とはいえまだ冬の寒さも残っており、お外には出て行きづらいですね。
そんな日はおいしい物でも食べてゆっくりと過ごしたいものです。
ということで、今回は旬の果物である「いよかん」を使ったマーマレードをお子様たちと作ってみました!

「いよかん」は11月ごろから収穫が始まるそうですが一番旬と言われる時期は1~2月ごろとされています。
厚めの皮ではあるものの比較的剝きやすいため、冬のビタミン補給には食べやすくちょうどいい果物ですね。
もちろんそのままでもおいしいのですが、今回はより甘くおいしく食べられるようマーマレードにしてみます。

作り方は、まずいよかんの皮を剥いて身を取り出し、剥いた皮を細切りにしていきます。この時取り出した実は水に浸して置くと酸化による味の劣化を防ぐことが出来ます。

​​​​​​​次に細切りにした皮を水に漬け、漬けたままの状態でギューギューと揉んでいきます。これによって皮に含まれる苦みの素となる成分を抜いていきます。

​​​​​​​揉み続けると水が黄色くなっていくため、数度水を替えながら色が出なくなるまで揉んでいきましょう。
色が出なくなった皮を一度水から取り出し、手で揉み水分を切った後今度は熱湯で20分ほど煮ていきます。煮ると白いワタの部分が透明になってくるので、透明になったらお湯から揚げて再び水を切りましょう。
本来はここで一度一晩冷蔵庫で寝かすのですが、今回は時間の都合で省略となります。

​​​​​​​次にお鍋に水と水切りをした皮、砂糖、最初に取り出した実を入れて沸騰させます。沸騰したら蓋をして弱火で皮が透明に、柔らかくなるまで50分ほど煮ていきます。
皮が透明になり柔らかくなったら、蓋を外して水分を飛ばしていきましょう。
水分が飛んで液が飴色になりとろみが出てきたら完成です。


​​​​​​​思っていたよりも作業が多くありましたが、皮を切ったり揉んだりする作業はお子様たちもとても楽しんで取り組んでいる様子がありました。
完成したマーマレードはそれぞれ瓶に詰め、シールを貼るなどしてオリジナルのものを作り持って帰っていただきました。


​​​​​​​外は風も強くまた寒くもあり、さらには感染症の広がってきておりお外にはまだまだ出て行きづらい日々が続きます。
しかしお家で過ごさなくてはならない、と思うよりはお家だからこそできることと楽しむことでお子様にとってもお家での過ごし方を変えていくことが出来ます。
今回のマーマレードのように少し時間がかかるものを作って過ごすことも、そんなお家での楽しみ方の一つなのではないでしょうか。
残り少ない冬の寒さを乗り切って、暖かな気持ちで春を迎えたいですね。

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