もう数十年前、支援スタッフの私が中学一年生の時の体験です。
当時は割と数学が好きだったのですが、負の整数の出現でつまずいてしまいました。数字のまえに-(マイナス)記号がついたことで、「なんだ、これは?!」と軽いパニック状態に陥ってしまいました。
しかしひとりで悩んでいても理解が進むはずはありません。
意を決して放課後に担任の先生のところへ友達と一緒に行き、負の整数が入った計算問題の解き方を教えてもらいました。
その時です。先生に書いてもらった図と友達の説明で、一発で「あっ、わかった!」がやってきたのです。
あの時の感覚は、今でも忘れることができないくらいの強い衝撃でした。
あの体験、みなさんにもしてもらいたいと思い、日々の学習支援に真剣に取り組んでいます。
どうか、わからないをそのままにしないで、少し立ち止まって先生や友達に聞いてみてください。きっとあなたの力になってくれますよ。
もちろん、私たち支援スタッフにも聞いてくださいね。
わかった!の体験を子どもたちにも!
教室の毎日
25/07/08 17:11