こんにちは、放課後等デイサービスすきっぷ上青木西教室代表の植田です。
4月から始まる令和6年度の年間実施計画策定のための会議が行われました。
会議では、活動の内容を中心に話し合い、1年間の指導計画を策定致しました。
4月の活動は基本に立ち戻り、
①しつけ三原則の徹底
②システムやルールを教える
③アドバルーンをつぶす
以上3つの集団形成に力を注ぎます。
課題は基本的なものに集約し、正しい活動を正しく行います。
集団には「目的」があり、その目的を達成するために「しくみ」があり「ルール」があります。
支援者(指導員)がルールを教えるときに重要なことは、
①今までのルールと違っていないか…事前に確認しておくこと
②指導員の判断(ルール)の意味が語られているか…趣意説明がされているか
③全員に伝えられているか…全員に伝えられなければルールにならない
以上の3つが重要になりますので、指導員全員に再度徹底致します。
「アドバルーン」なのか「障害特性」なのかを見極めてアドバルーンが出にくい土壌をつくります。
①趣意説明をする
②方法を教える
③できたことを褒める
④望ましい行動にスポットを当てる
この「土壌」を常に作っておくことが重要になります。
逆に一番良くないのは…
・群れに翻弄される教室…いけないことをいうことをためらう指導員
・群れとして放任する教室…子どもの自主性に任せるなどと言い指導しない指導員
・群れとして管理する教室…何でもかんでもルールで縛りまくる指導員
これがあると、アドバルーンが上がり、非知性的な活動により子ども達のモチベーションが低下してしまいます。
集団形成は療育のスタートラインです。
ゴールでも通過点でもありません。
スタートラインに立たないと療育はスタート致しません。
要するに…集団が形成されていなければ療育効果が生まれないということになります。
『集団生活の中で生きる力を身につけさせる』というすきっぷの活動の目的を4月からスタートする新学期の集団形成にむけて基本を再確認致します。
すきっぷでは、社会性とコミュニケーション力を鍛えていきます。
そして、集団生活の中で生きる力を身につけさせる療育に取り組んで参ります。
我々は、それが、利用者、利用児童の『真』のニーズであり、自立に向けた支援であると考えています。
年間実施計画策定のための会議が行われました。
教室の毎日
24/03/25 10:25