ありがとうございます。
マイスぺのお子さんたちは、ダンボール工作が大好きです。
先日、大きなダンボールに子どもたちが入って遊んでいました。
中でくつろぐ姿が可愛いなぁと微笑ましく感じていたのですが、暫くすると「○○くん辞めてよ!」なんて声が聞こえてきました。
何があったのかと振り返ると、
あるお子さんがダンボールの端っこに、手をノコギリのようにギコギコさせて切れ込みを入れていました。
「○○くんがダンボールを壊してくる!」
お友達も困った顔。
「どうしたの?」と声を掛けると、
しょんぼりと下を向いてしまいました。
なんで意地悪をしちゃったんだろう。
まずは話を聞こうとするものの俯くばかり。
話題を変えて、一旦その場から移動させ、落ち着いてから再び理由を尋ねてみると。。
「僕は工作をしようと思ったんだ。そしたら前にダンボールがあったから、使おうと思って!」
と嬉しそうに、はきはき答えるのです。
何か気に入らないことがあって意地悪をしちゃったのかと思ったら、工作をしたかっただけなんだと理解して、でも明らかにお友達が使ってるじゃないか、と私はそれが可笑しくて笑ってしまいました。
こちらがいけないと思って注意をしても、本人なりの理由がちゃんとあって、それが悪気のないことだったりもして。。
理由を聞いたら私はその子を叱れなくなりました。
でも、あれはお友達が使ってるからこっちを使おう、と一言。
「うん!分かった!」
嬉しそうに答えるその子のキラキラとした笑顔に、またくすりと笑ってしまいました。
トラブルを防ごうと、ついつい「ダメでしょ!」なんて注意をしちゃうけど、話を聞くって大切だなと改めて感じさせられました。
因みに代わりに出したダンボール、
それに彼は手紙を書き始め、
ダンボールじゃなくて紙に書けば?と渡したら紙に書き始め、、、
結局ダンボールは必要なかったみたいです(笑)
子どもたちにも子どもたちなりの理由があって、大人の常識では気付けないことがたくさんあって。
もっと頭を柔らかくさせなければ、、なんて思いました(笑)
ありがとうございます。
スタッフの支援日記⑭
マイスペブログ
23/02/17 23:26