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トイレトレーニングシリーズの最終回です。
言葉でのやりとりは結構できる。尿意・便意もよくわかるのだけれど、オムツの中でしかできないというお子さんについて考えてみます。時々いらっしゃいます。
このタイプのお子さんは、便が出る時などにオムツを要求して、わざわざはきかえてから、オムツの中に便をしていたりします。
一度トイレでの排泄に慣れた大人が、病院のベッドで寝たままオムツの中に排泄しようとしても困難な状況と似ていると思います。最初の1、2回できると、あとは比較的抵抗感なくできることが多いです。
おしゃべりもよくできるので、お約束をしておくことがよいと思われます。
ご機嫌の良い時に、便意尿意のない時に、本人と相談し、もう大きくなったからトイレで排泄をしようと約束します。くれぐれも穏やかに、にこやかな雰囲気でお話ししてください。
決して、トイレに行きたい!と焦っている時に約束をしようとはしないでくださいね。
そして、一緒にオムツをゴミ箱に捨てて、ごみ袋を縛って出すところも一緒に見てもらいます。「オムツ、バイバイ!」。
トイレで排泄できたら、「お祝いに○○を買おう」「お祝いに○○を食べよう」などとびきりのプレゼントを約束することも効果があると思います。オムツをごみ袋に入れた絵か写真、トイレに座った絵と、プレゼントの写真を貼った紙を用意しておくと、いざ、便がでそう!オムツちょうだい!と言われたときに、約束を思い出してもらう強力なリマインダーとして使う事ができます。いざという時、言葉でたくさん説得されると混乱します。だまって、絵を差し出し、指で指し示すくらいがよいと思います。
お子さんに気づかれないように、オムツを一部しまっておくことはしてもよいですが、排泄の時に聞かれても「オムツは捨てたからないよ。トイレに座っていてみようね」を通します。
最初の1回目がなかなか難しく、便秘になりやすい可能性はありますので、豆、納豆、キノコ、バナナなど便がでやすい食生活に気を付けておきましょう。排尿が対象なら、この時だけは本人が好む水分を多く進めましょう。
トイレで座っていてもしばらく出ずにお子さんが焦ってしまう事もあります。
大人は焦らせずに、座っていればでるよ。これを見ていたらと本や、動画などを用意しておくことも良いと思います。時間に余裕のある日にあわせてチャレンジしましょう。
我慢していても、いずれ出てしまうというのが通常ですが、3、4日便がでない場合には医師に相談しましょう。
トイレ1つでも、色々なお子さんがいらっしゃいますね。
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23/02/08 12:22