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幼児の療育にどんなイメージをお持ちでしょうか?
幼児期、落ち着きがないと感じるお子さんをなんとか座っていてもらおうと頑張らせたりするイメージをお持ちでしょうか?
すべて本人の好きなことだけをする状況だと、遊びの幅が広がらない、興味が限定している、手先の器用さや運動能力全般が改善していかないなども見られます。ですので、当施設でも実際好きなことだけをしてもらっているわけではありません。
しかし、本人の嫌がることを無理に、苦手なことを頑張ってやらせるというのも当てはまりません。
大好きなことをやる前に、少しだけ興味の薄い課題(遊び)をやってもらい、課題ができたら好きなことをやってもらうという方法をとることもあります。こうしているうちに、興味の薄かった遊び自体を好きになっていく事がたくさんあるのです。
また、チャレンジしてみようかなという本人の様子を見逃さず、すかさず成功するための補助を入れるようにしています。少しの補助を入れてでも、最後は”本人ができた!”と思える実感を多く体験できるようにしていきます。
”お子さんが頑張りすぎていないか”、そんな目線でも私たちはお子さんを見ています。
お子さんが、幼児期の今だけ大人にとって都合が良い(大人のいう事をよく聞く)状態になればいいとは思っていないからです。
先日、当施設での親子通園では、お子さんの将来像について保護者様にお話し頂く機会を持ちました。
悩みながら、不安もありながら、お子さんをあたたかく見守る気持ちが感じられ、職員も感動いたしました。
保護者様と一緒になって、将来にわたって、お子さんが自分の力を存分に発揮できるように支援していきたいと思っています。
信州大学では、全国から注目が集まる本田秀夫先生が活躍されているのをご存じでしょうか?
NHKなどのテレビ番組にも出演されているので覚えている方も多いかもしれません。
昨年、県内の丸子中央病院が企画された市民公開講座はとてもわかりやすい言葉で、お子さんたちの過剰な頑張りで心配されることをお話しして下さっています。1時間20分ちょっとのお時間です。ご興味がおありでしたらアクセスしてみてください↓。
You tubeチャンネル 丸子中央病院より配信、
信州大学医学部附属病院 子どものこころ診療部 部長 本田秀夫先生による講演 【年代別 発達障害の支援】幼児期・学童期の支援
(個人的には、「みんな我慢しているのだから我慢しなさいは違う。みんなは発達障害のある人ほど我慢していない」というお言葉が、本当にそうなんだよな・・・と印象に残りました。)
1時間20分はちょっと・・・・という方で、でもついつい口うるさくお子さんに言ってしまうな。頑張らせているのかな?という方はこちらもおすすめです↓。10分弱です。
You tube にじいろ子育てチャンネル
親が陥りがち!二重拘束の罠【児童精神科医・本田秀夫先生】
にじいろ子育てチャンネルは、主に定型発達のお子さんの子育てについてまとめられたものです。
言葉によるコミュニケーションが比較的よく取れる、発達障害のお子さんについても共通点が多いと思われます。
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
お問い合わせは、電話 026-219-6045
【TODAY東和田】療育って、頑張らせること?
教室の毎日
23/04/11 22:27