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「ぜんぜん片付けしないんです」
「着替えを自分でやろうとしないんです」
というようなお話、保護者様から時々話題にあがります。
片付けの方法や、着替え自体はできるようになっているお子さんを想定しましょう。
大人:「片付けましょう」
お子さん「やだ、やらない!」
ここで、「そんなこと言わないの!片付けなさい!」などとは言わない方がいいでしょう。
「やだ、絶対やらない!」と返ってきてぶつかり合いはしたくないですね。
また、
片付けをするように言う → 嫌だと拒否する → 大人が大きな反応をして、注目する
という流れができている場合、お子さんは楽しそうに見えなくても保護者が片付けなさい!と怒って大げさに反応して注目する事で、そうした行動が強まっている可能性があります。
では、その他の対応を考えてみます。
①片付けるタイミングを、お子さんが受け入れやすいように工夫する。
「これだけ、入れたら終わりにしようか」
「電車が駅についたら、終わりにしようね」など、タイミングを一緒に決めます。
➁選択肢をつくる
大人 「(積み木の)丸と四角どっちを片付ける?」
お子さん「四角」
大人「じゃあ、先生が丸を片付けるね。よーいどん!」
大人から見るとこんなことで?と思うような選択権であっても、お子さんに選んでもらうと意外と受け入れてくれます。
”やらされ感は” 大人も子どもも好きではないですね。
③部分的に、特に最後の部分はやってもらい、褒めて終わる
着替えをやってくれないお子さんでも、スネまで通したズボンを引き上げるくらいはやってくれることが多いです。
ズボンを持つようにお子さんの手の上から手をしっかり添えてでも、最後は自分でズボンを引き上げて、褒めて終わるようにしたいです。
④部分的であっても、絶対にやってもらう。お子さんが怒ったからといって指示を取り下げない。
着替えを指示する → できないと騒ぐ・やらないと言って怒る → 大人が指示を取り消す、やってあげる。
この流れができているお子さんは、怒ったり癇癪を起こせば、やりたくない事から逃げられると学習しています。
③でみたように、お子さんの手の上からしっかり手を握ってでもやってもらう。指示は取り下げないという大人の一貫した態度も必要です。決して叱ったり、怒鳴ったりする必要はないのです。指示を引き下げずに、逃げて行ってしまわないように大人の体でブロックする等工夫をします。時には根気がいることもありますが・・・・。強くつかんだり引っ張ったりして無理強いする必要はありません。
それでも、個別に検討が必要なお子さんも多いです。
詳しくは、個別に当事業所にお声がけ下さい。
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見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
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24/10/02 16:06