児童発達支援事業所
  • 空きあり

アートチャイルドケアSEDスクール札幌桑園のブログ一覧

近隣駅: 桑園駅、北12条駅 / 〒060-0011 北海道札幌市中央区北11条西15丁目2-1 サンエーアインビル1F
24時間以内に3が見ています!
空き確認・見学予約
電話で聞く場合はこちら 050-3196-4052

遊びは発達するもの!?

療育について
お子さん達の日常で当たり前のようにみられる遊びにも意義や発達過程があることをご存知でしょうか?
今回は私がお子さん達と関わる際に参考にしている感覚統合療法の観点から「遊びの発達」について簡単にまとめてみたいと思います。

まず、遊びの意義は大きく2つに分けられます。
1つは「感覚への欲求を満たすこと」であり、お子さん達が好み求める感覚を充分に楽しみ、心地良さを経験することで脳の成熟に役立つと言われています。
もう1つは「苦手さの発達を促すこと」です。苦手なことを楽しさの中で育むことができます。楽しさは苦手なことにでも自然ととりかかれる雰囲気を作ることができると思います。

次に、遊びの発達過程は5段階に分けられています。
第1段階(0~1歳):感覚刺激に気づき、感覚そのものを楽しむ段階
第2段階(1~2歳):移動能力の土台作りと物事の関係性を学ぶ段階
第3段階(2~4歳):多様な全身運動と手先の操作を学ぶ段階
第4段階(4~6歳):組み合わせが複雑になる段階
第5段階(7歳以降):ゲームやスポーツとして洗練される段階

段階があるということは、低位の段階における経験不足や躓きがあると、高位の段階に何らかの影響が生じる可能性があるかもしれません。「実年齢とおもちゃの対象年齢が合っているのにうまく遊べていないかも」と感じるお子さんがいた場合、ひとつ前の段階の遊びを試してみても良いのかもしれません。

今回は第1段階と第2段階について、掘り下げてみます。
第1段階は、自身の身体を動かし変化や反応を感じることで、身体の形や動かし方を無意識的に把握したり、自身と外の世界との境界を知ることができるようになります。

第2段階は、歩くことを獲得して環境の中を自由に行き来し、様々な姿勢に挑戦することを楽しみながら、環境に合わせた効率の良い移動方法を試行錯誤します。その中で「動作の結果を知ること」と「経験から動作を予測すること」を繰り返し、動作と因果関係の理解が増し、行動のバリエーションも増えていきます。そして、イメージできる遊びの世界が豊かになったり、意図的な運動がより複雑でスムーズになっていきます。

第1段階と第2段階に適合した遊びの一例をご紹介します。
・豆や小麦粉等の食材を利用した感触遊び
・くすぐりやベビーマッサージ等、親子運動のようなふれあい遊び
・すべり台やブランコで揺れやスピード感を楽しむ遊び
・プールでは水中で歩いたり走ったり、浮き輪に乗ることも有効と思われます。

第3段階以降は、またの機会に。
大人が安心と安全を確保しながら、お子さんのより良い成長を目指して一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。(たすく先生)

※無料体験会のご案内
毎月初めのブログで無料体験会のお知らせをしていますが、
それ以外にも無料体験できる場合もありますので、
下記まで、お気軽にお問い合わせください。
【お問合せ先】☎011-792-0167(火~土、8:45~17:45)

※空き情報
最新の空き情報は札幌市が運営する「元気さーち」で確認できます。
http://www.sapporo-akijoho.jp/search/007851/index.html

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。