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新型コロナウイルスと最も効果的な予防方法は?

その他
3月も中旬となり、札幌でも少しずつですが春を感じられるようになって
きました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

このごろは、テレビを観ても、新聞を開いても、まず目に入るのは
新型コロナウイルス。心配しつつも、少し食傷気味の今日この頃です。

そして、その洪水のような情報は、玉石混交で取捨選択の必要性を
感じていました。その中で、たまたま目に留まったテレビ番組の内容が、
身近な部分でとても良く整理されていたので紹介したいと思います。
(前回のブログで、遊具の紹介をすると予告しましたが、内容を変更することをお許しください。)

今回のブログは療育とは直接関係ありませんが、新型コロナウイルスに
関する確かな情報を利用者様などにお伝えしたいと考え、
テレビ朝日系2020年3月10日放送の「林修の今でしょ講座」の一部を
更に要約してお伝えします。


林修先生が、新型コロナウイルスについて「テレビなどマスコミでいろいろな人が
いろいろなことを言っていることで世の中が混乱している。」との考えのもと、
信頼できる感染症(医療)の専門家に、日ごろの疑問を聴いてみるとの
コンセプトで制作されたプログラム。

その専門家とは、この分野の権威で数々の賞を受賞され、
英国感染制御専門医でもある順天堂大学教授 堀賢(ほりさとし)先生です。

【新型コロナウイルスに関する疑問と回答】

Q1:インフルエンザに比べて恐ろしいのか?
医療インフラが整っている日本ではそれほど怖がる必要はない。
流行はするが致死率がそれほど高くないので、風邪が世界的に流行っているようなもの。
ただし、発展途上国など医療インフラが整っていない国では危険な感染症。
※国内インフルエンザ死亡者数は、毎年3千人超、2019年1月は1日平均54人。(厚労省発表)

Q2:感染すると肺炎になるのか?
必ず肺炎になるわけではなく、約8割は軽症。家で安静にしていれば何もしなくても治る。
約2割が入院必要(重症14%、重篤5%)
高齢者、基礎疾患(糖尿病・心不全・呼吸器疾患)のある方が、重症化しやすい。

Q3:検査はいつ希望者全員が受けられるの?
感染拡大を防ぐため、むしろ全員検査を行わない方が良い。
多くの人が検査を受けに通院すると、待ち時間が長くなり、感染拡大の可能性が広がる。

Q4:再感染はあるか?
再感染(一度感染し治った人が再び感染)はほぼない。再燃(一度ウイルス量が減ったが増える)の可能性はある。
PCR検査の精度は3~7割。平均5割と仮定すると2回に1回は間違える。

Q5:検査なしでも見つけるには?
具体的な症状は、普通の風邪と変わらないため見分けることは困難。
症状は、発熱、乾いた咳、倦怠感、たん、息切れ、のどの痛み、頭痛、悪寒、嘔吐・吐き気、鼻づまり、下痢など。

Q6:潜伏期間は?
・風邪 2~5日  ・新型コロナウイルス 12.5日

Q7:休校・自粛解除の期間・時期は?
行動制限は2週間でも足りないかもしれない。
感染の段階には1次~5次まであるが、日本は現在4次感染(感染経路不明)の段階。
理想的には潜伏期間の2倍の25日間、地域によっては行動制限の検討も必要。

Q8:感染予防で大事なことは?
感染予防は、正しい方法で、こまめに手指洗いすることが最も効果的。
目、鼻、口の粘膜にウイルスをつけないことが大事。
(堀先生は、1日10~15回は手洗いするとのこと。)
※適切な手指洗い方法は、インターネット上にたくさんありますので参照してください。

Q9:ウォッカなど高濃度アルコール飲料で消毒できるか?
糖分が含まれるアルコール飲料はアルコール濃度が高くてもダメ。
アルコール濃度90%以上では殺菌効果が低く、60~70%で殺菌効果が高い。

Q10:マスクで感染予防できるか?
マスクの感染予防効果は低い。(堀先生は、診療以外でマスクは着けない)
マスクは、咳などの症状がある人が着けることで飛沫感染などを防げる。
※マスク不要の健康な人がマスクを購入することで、
症状のある人がマスクを購入できず、そのことが感染拡大の一因となる可能性すらある。

Q11:うがいの効果は?
ほぼ効果はない。医学論文(科学的根拠)もない。うがいは日本限定の習慣で海外にはない。
(うがいに効果を求めるとすれば、ウイルスは喉などにつくと20分ほどで細胞の奥まで
侵入するため、1日中15分おきにうがいを繰り返す必要があり、現実的ではない。)

Q12:来年は普通のかぜになる?
普通の風邪になる可能性は高い。
野生動物との接触が増えることで、周期的に新型コロナウイルスが流行する可能性がある。
このウイルスが変異して攻撃力が増す可能性は低い。何故ならウイルスは、宿主である動物なしには生存できない。

■まとめ■
・医療インフラの整った日本においては、必要以上に恐れる必要はない。(正しく恐れる)
・感染予防はマスクではなく、正しい方法でこまめな手指洗い(消毒)が最重要。
・健康な人はマスク不要。(咳などの症状のある人は飛沫感染防止のためにマスク着用推奨)

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