皆さんこんにちは。
SEDスクールJR吹田駅前　では来週から一週間夏祭りをおこないます。

療育でしょ？そんなことするの？(?_?)
と思われるのは当然です。

もちろん、通常の個別療育とは設定はだいぶ違いますが、
われわれはこのような遊びの中にも療育エッセンスを入れております。

先ずは個別でありながらも、この場は集団の場となります。
ただし、集団時特有の一斉指示などはほとんどありません。
お子さまが出向く方向へ、担当する各指導員も一緒に遊びます。
おとなだってそうであるように、自分の好きな遊びに共感をしてくれる方には興味関心をいだきます。ここで遊びを通じた共感性を掴んでもらいます。

また、先に申し上げた、この場は集団の場です。
なかなか集団の場へ入りにくいお子さま、多いです。
そういう方へは、外の窓からみてもらうところから、お子さまに考えてもらいます。指導員はそれを一緒に見ます。
お子さまが「はいりたい！あそんでみたい！」というタイミングまで付き合います。そのタイミングを、その回で得ないこともあります。
でもそれでもかまいません。
まずは、「あの場に行きたいな」と感じてもらう経験をしてもらいます。
逃げることができる担保があるから、参加できるんです。
なので、その日に参加できなくても大丈夫。そこからスモールステップOKです。

このように、遊びの中からお子さまのタイプに合わせて対応、
もしくは、遊びの中からお子さまの得意なことや苦手なこと、その内容と実際に起きている問題点などの結びつけをして、実際の個別療育で何をしていくか、方向付けを保護者と一緒に考えていきます。

遊びの中には観察する点がいろいろあります。
そういう意味で、お子さまには存分に楽しんでもらえたらと考えています。