年が明けてもう2月が終わるなんて…
時の流れの早さにびっくりな藤原です。
皆さんは年始めに一年の目標を立てたりしますか?
今年こそは!と心新たにしますが
目標達成がなかなかできず
挫折を繰り返すのは私だけでしょうか?
児童発達支援や放課後等デイサービスは
個別支援計画を元にお子さんの支援を
させていただいています。
6ヶ月後、1年後にこうなっていたらいいなと
ご家族と一緒に目標を立てます。
目標が決まったら目標を達成するために
どう支援するか先生たちと作戦会議をします。
言葉を引き出すには?
手先が上手に動かせるようになるには?
落ち着いて座れるようになるには?
たくさんの大人が関わるので三日坊主にはなりませんよ。
目標達成に向けてあれやこれやと作戦を実行します。
子供たちの中には新しい事、苦手な事への挑戦を
拒む様子はよくみられます。
きっと大人が思う以上にハードルが高く簡単な事では
ないんだなと思います。
たけさと教室で行う課題はお子さんの興味のある事柄から
始めていきます。遊びながら進めて行きますので
集団活動で椅子に座れないお子さんも課題の時間になると
自分から椅子に座って待っていてくれる事がよくあります。
慣れて来たら心がけている事があります。
それはさりげな~く「ちょっとだけ難しい事」に
挑戦してもらう事です。
「ちょっとだけ難しい事」は子供たちに考えたり
工夫する力やできた時の喜びや自信を与えてくれます。
私は子供たちが考えている時の顔が大好きです。
「いいぞいいぞ(今、力がついてる~)」と思います。
今年小学校に入学する、あるお子さんがいますが
初めは何をするにも不安そうにしていました。
とてもタフなお子さんで午後の支援も元気に通ってくださいました。
三年経った今は目を輝かせて難しい事に挑戦しています。
考える事が楽しいようで「頑張る癖」がついたのかなと頼もしく思います。
また、会った時はオウム返しばかりだったあるお子さんも
「もし空を飛べたらどこへ行きたいですか?」という抽象的な質問に
「シェルフたけさと!」
「飼ってみたいペットは?」
「カジキ!」
と戸惑わずに余裕で答える様子がかわいくて心臓がキュンとなりました。
頼もしくなったものだと涙を流して感動します。
ママには大きな水槽を買わなくちゃとお伝えしました。
子供の成長って大人の想像を遥かに超えていくものですね。
6ヶ月後、1年後の目標クリアを楽しみに
今日も頑張るシェルフたけさと教室です。
体調が優れないお子さんが多い様ですが
どうか健やかにお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちょっとだけ難しい事
教室の毎日
24/02/21 14:01