こんにちは。
いつもシェルフたけさと教室のブログをご覧いただきありがとうございます。
2月もあと少し。暦の上では春なのに・・・
まだ、冷たい風が吹いたと思えば、暖かく、花粉が舞う季節となりました。
辛い…辛い花粉症。
ですが、シェルフたけさと教室のお子さま達の笑顔に癒され、仕事中は辛さが緩和されている毎日です。
今回のブログでは、児童発達支援(未就学児)の運動療育の一部を紹介させて頂きます。
まずはみんな大好きシーツブランコ!
シーツや布(バスタオル、タオルケット)にお子さまを乗せ、シーツの端を大人2人で持ち揺らすものです。
シーツの中で揺れる感覚を心地よく楽しむことにより、リラックス効果・バランス感覚を養うと言われています。
体を揺らすことで脳に感覚情報が送られ、バランスや筋肉の張りを高め、姿勢を一定に調整するのに必要な「前庭感覚」(揺れや回転、スピード、平衡感覚)を働かせることができるそうです。
平衡感覚が鈍感な子に強い揺れの感覚刺激を入れると、不足している感覚刺激が満たされ、行動も落ち着くと言われています。
その他にも、シーツブランコが大好き!→「もう一回」
シーツブランコが怖い →「いや」「おしまい」
を、ジェスチャーや言葉で人に伝えることもできるようになりました。
最初の頃は順番が待ちきれず、離席の多かったお子さまも、
「椅子に座っているとお名前が呼ばれるよ」
の声掛けで、やりたい気持ちを我慢して座って待っていたり、職員と一緒に数(1~10)を数える事もできています。
ボルスターやハンモックに比べ、コストもかからず手軽に楽しめますのでよろしければご家庭でも行ってみて下さいね。
もう一つの活動は、サーキットです。
バランスストーン・平均台・足型・フープ・マット・トンネルなどを、その日のお友達の苦手、得意を考え職員が組み合わせています。
運動の経験が少ないために、イメージを膨らませにくい(例えば、ここから飛び降りたらどの程度のショックがあるのか?ここで止まらないとぶつかってしまう など)
こうした幼児期の特徴に配慮した運動療育を行い、自分の手足、つまり四肢をコントロールの獲得をねらいとしています。
苦手な事も職員やお友達に励まされ、意慾的に取り組み達成感を味わうことにより自信に繋げていきます。
お友達が一生懸命頑張る姿に声援を送ってくれる子も増えてきています。
これからも楽しみながら療育を進め、多くのことを身につけられるよう職員一同工夫していきたいと思っております。
運動療育
教室の毎日
20/02/22 17:52