訪問看護ステーション暖母です🌱
「水虫のおはなし」最終回です。
今回は水虫の治療方法や
似ている症状もあるので、
注意が必要な事等をお伝えします。
◯「足がかゆい」 ≠ 水虫
足がかゆいと水虫と判断しがちです。
水虫薬は市販でも購入しやすいため、
使用する事が多くなる。
【水虫のおくすり】
飲み薬もあるが、
「塗るタイプ」の
水虫薬(抗真菌薬)が多いです。
【薬の使い方】
◎足全体に薬を塗りましょう!
・かゆみのあるところ
・ブツブツがあるところ
これらだけに塗っても、
効果が得られない事があります。
➡︎足の裏側と側面、指の股の部分
水虫の症状が出やすい所にしっかりと!
薬を正しく使用していくと
症状はおさまっていきます🙌
ただし、菌の活動が停止しているのみで、
皮膚に菌が潜んでいる事も😵
それにより⬇︎⬇︎
菌が再び活動し、再発👣
お薬でも改善しないとき…
1. 使用している塗り薬の効果が足りない
2. 薬を塗る量が少なすぎる
3. 日常生活での注意事項が守られていない
4. 他の皮膚疾患を合併している
5. 爪白癬を合併している
【水虫と間違いやすい病気】
・かかとのひび割れ
・かぶれ
・異汗性湿疹(汗疱)
小さな水疱が出来、かゆみがある。
水疱型の水虫と似ている
・膿疱症(のうほう症)
てのひらと足の裏に小さな膿(うみ)が
繰り返し出来る。爪が変形する事も。
☠️もしくは…
白癬菌が全く存在しない、
別の病気の可能性もあります。
その場合、症状の改善は見られず、
お薬でかぶれたりして
悪化してしまうことも😰
👣かゆみが落ち着いていても、
水虫薬は1ヶ月程度の継続が必要。
水虫は長い付き合いになる
可能性がある身近なものです。
容易な判断をせず、
菌があるかどうかを含め、
病院での診断も大切になります🏥
少しでも気になるときは、
早めの受診をオススメします💁🏻♀️
水虫のおはなし/最終回
暖母っ子
21/06/30 10:37