訪問看護ステーション暖母です★
前回お話していた湿布ですが、
「温湿布」と「冷湿布」
どっちかいいのかなぁ…?と
迷った事はありませんか?
結果からいうと、
『好みで使い分け』ていただいて
問題ありません🙆🏻♀️
これらは「皮膚の感覚」に
違いを出しますが、どちらも
温めていたり
冷やしていたりする
わけではないのです🙄
皮膚の感覚によって、
脳が「痛みの感覚」を
感じにくくするようになっています。
それぞれの特徴についてお話します💁🏻♀️
「温湿布」
主に、血行の改善を狙った湿布。
血液循環の改善や新陳代謝促進。
トウガラシ成分のカプサイシンが配合。
ヒリヒリ、ポカポカした感じがある。
肩こりや腰痛・神経痛など。
慢性的な痛みに効果的。
「冷湿布」
炎症・痛みの抑制を狙った湿布。
抗炎症効果や鎮痛効果など
メントール配合。
スース―、ヒヤヒヤした感じがある。
筋肉痛やぎっくり腰・ねんざなど
抗炎症効果や鎮痛効果など
急性の痛みの緩和に効果的。
💡温・冷シップ自体に
薬剤の違いはあるのでしょうか❓❓
→温湿布も冷湿布も、
どちらも薬剤成分に
大きな差はありません。
飲み薬と違って
全身に作用しないため、
副作用が少なく
体に優しい治療法と言えますが、
不必要に貼ると副作用の危険性も
出てきます。
⚠️特に喘息の方は、
発作を誘発する恐れがあるので、
発作が起こりそうになったら
すぐにはがして下さい‼︎
温湿布以外に温める方法として
蒸しタオルやホットパック、
使い捨てカイロでも代用できます♫
いよいよ冬本番の
寒さになって行きそうですね😖
痛みや寒さ対策を行いながら、
体調管理をしていきましょう🌈
湿布の話、その2
暖母っ子
22/11/29 19:53